制御盤を制作する会社で、製造業務に携わりたいと考えています。同じような立場で勤務された方ですでに退職された方、退職理由を教えてください。
質問
制御盤製造業務を辞めた理由233view
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回答
1件の回答
制御盤製造とは客先または社内からの図面を基に制御盤を製造し、納品する業務なのですが、下記の困難な事があり辞めるに至りました。
1.残業時間が多すぎる
受注には100%間違いなく納期という物が存在し、そしてそれは絶対的な事である場合が多い。工程管理がしっかりしていて予め仕事量の調整ができれば良いが、実際の所どの仕事にどのくらい時間がかかるか読めていないことが多い。また部品等の外注先の都合で工程が乱れることもある。小さな会社では仕事を断る事ができない。一度、工程がパンクしはじめると残業でカバーすることになる。それが設計か製造か検査かはどの部署が力が強いかなどが関わってくるが私の居た会社では製造につけがまわってきており、酷いときには月曜から土曜まで5時間残業が2ヵ月続いたこともあった。月にすると5時間×25日で125時間の残業となり、過労死ラインを超えている。基本的に残業は多かった。こうなると正常な思考回路が動かなくなる。何のために生きているかわからなくなり退職が頭をよぎる。
2.人間関係
工場といっても制御盤製造は1台ずつ手作業で組み立てる事が多い。コミュニケーションを取って仕事を進めなければならない。どこの職場も同じかも知れないが利己的な人間がいると、周囲はふりまわされる事になる。現場は気性の荒い人が多く、言葉使いが悪いので聞くほうは精神衛生上よくない。また設計者はプライドが高く自分の誤りを認めない。検査員は品質に命をかけており、全数検査をしろと簡単にいってくる。生産管理はな謀な工程を立て、自分たちは定時で帰る。他人を労わる余裕もなく会社内は利己的な人達であふれ、ストレスレベルは高い職場となる。
3.板挟み状態になる
客先は当然、納期・品質・価格に厳しい。窓口として対応しようとすると、該当部署や外注に相談することになるがそれぞれの立場がある為、なかなか理想的な形にはならない。客先の要求する、納期に間に合わない。客先は当然、どうなっているんだと怒りの形相、しかし一方で該当部署や外注先の担当者がな理なものはな理と言って聞かない。
こうなると板挟み状態。このような事が品質面、価格面でも発生し窓口担当としては音を上げることになってしまった。
4.体力が続かない
一日立って仕事をしているだけで足に血流が溜まり、むくみが酷い。残業が多く、一日の半分以上をその状態で過ごす事になるので休日で疲労が回復せず、疲労が蓄積していく。蓄積した疲労は心身に不調をきたすようになってくる。
5.職場環境が悪い
クレーンを使用する工場が多く、天井が高い為に空調が効かない。夏の暑さ、冬の寒さは命を縮めているような気さえしてくる。
以上が私が退職を決意するに至った理由となります。