内科から病理医への方向転換を考えています。最適な時期は?29view

研修医2年目、26歳の男性です。今、研修医としては内科をしていますが、研修期間が過ぎたら大学病院に戻って、病理学の道に進みたいと考えています。人間を診るよりも、顕微鏡をのぞいたり、研究をするほうが自分に向いているような気がするのです。

ちょうど学生時代に入っていた部活の顧問が、今、病理学教室の教授です。
多分、まだずっと任期はあるはずなので、そこでの仕事もしやすいのではないかと考えております。

今の自分の気持ちとしては、来年からでも病理に進みたいのですが、折角医師になったのですし、ある程度内科を学んだあとから病理に変更でもいいのかな、とも思っています。
医師免許があれば、内科でも外科でも産婦人科でも何でもできるわけですから、色々年数掛けて多くの科を学んだほうが得な気もします。
最終的には病理研究者になりたいのは、決心は変わりません。
病理へ進む時期としてはいつ頃が最適か、アドバイスをいただけますでしょうか?

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回答

2件の回答

  1. fernholm 2017/09/29 12:59

    いつ病理の道へ進むか、ですね?

    お答えします。
    それは「あなたの医師の仕事に対する価値観」で決まりますよ。

    いきなり偉そうなことを言って申し訳ありません。

    今のあなたになるまでには、親の助け(学費調達)、自分の頑張り(受験勉強、医学部での勉強)が合わさっています。

    ですので、「自分はこれだけ頑張って医者になったのだから、いっぱい患者を治せる技術を身につけてやるぞ!」という人もいるでしょうし、「いち早く医学に役立つ研究をしたい」という人もいることでしょう。
    あなたはどちらでしょうか?

    もし前者なら、もう少し今の勤務先で修練することをお勧めしますが、後者なら、来年病理に進んでください。
    結局、最終的には、自分がどういう医師人生を歩みたいかです。

    せっかく、学部最高峰の医学部に進むことができ、医師になれたのですから。その価値は十分に生かしてください。誰にでも真似できる人生ではないですから。

    あ、ちなみに私は研究に不向き者です。
    と言いますのも、小学生時代にハムスターを飼っていまして、大学院でマウスを使った実験はかわいそうでとてもできません。
    だから、自分は大学院に進まず、また博士号も取らず、今までずっと臨床一本で来ました。

    話を元に戻しますが、病理学教室に進む場合でも、2パターンあります。
    1つは、日々病理の勉強・研究をしながら、内科の外来のアルバイトを週に何回か他所の病院または自分の所属大学病院で行う方法。
    もう1つは、海外留学をして、どっぷり病理の研究に染まる方法。
    最初は、内科と兼業のほうが得策かと思います。

    自分の後輩で、韓国に研究に行っている者や、バンコクに行っている者がおります。
    言葉の壁があるので、留学当初はかなり精神的苦痛があったようです。最初は片言の英語だったようですが、半年くらい経つとある程度コミュニケーションが取れてきたとのことです。
    海外生活に興味が湧いた時に、留学も取り入れてみるとよいですよ。

  2. hekura 2017/09/25 14:53

    そうですね。私の意見では、「内科を数年してからでいいのでは?」と思います。
    だって、やっと念願の医師になれたんでしょ?いつから病理学者になる希望が湧いていたのですか?多分最初からそうではないでしょ?(間違っていたらスミマセン)

    大概のひとは、「ケガした人を治してあげたいから」とか「家族の病気を自分が治せれば」という過去の思いからの人が多いですよね。まあ、実際の大雑把な話をすると、いわゆる「臨床家」と「研究者」に分かれますね。臨床家は「今、目の前にいる患者を治療する」ですが、研究者は「将来の何万人の命を救う」ことを目標にしています。薬剤の研究者もそうですね。
    なので、「患者を救いたい」という最終的な目標は同じですが、「今」か「将来」かでの違いがあります。そして、どこに自分が価値を見出すことができるかです。

    医師免許があれば、外来・手術・研究の何でもできます。あとは、自分の心です。

    まあ、もったいない感じはしますが、すぐに来年からでも病理に進んでもよいと思います。でも、その教授がまだ数年いるなら、内科の技術(例えば胃カメラとか)の技術を何か習得してからでもよいのではないかと思いますね。

    いやな話ですが、近い将来、もしあなたの家族が病気になったら?そして、それが内科の病気だったら?胃が痛いと言ったら?自分の子供に検査・治療してもらいたい、と親が希望したら?
    そういった、「もし○○だったら」というケースを考えると、病理では家族の今は救えないですよ。

    自分の親が病気で悪ければ助けたい。もし、骨折などの整形外科的なケガだったら、自分が整形外科じゃないと治療するのは無理です。おなかの病気(例えば虫垂炎や胆石)なら外科の技術がないと無理です。
    しかし、地元の病院に勤務していて、もしそこに家族が運ばれてきた場合、自分じゃ治せなくても、手術等の手伝いはできます。

    「親は病気にならないでほしい」「骨折等の重傷なケガはしないでほしい」と子供が思うのは当たり前です。しかし、病魔・ケガは誰にでも明日にでも突発的に起こりうる事象です。
    起きてしまったのは仕方がない。どう治すのか。自分の力で治療できる?または専門に任せる?

    身内にメスを入れる時、自分の技量がにぶる、ということは昔からよく言われています。
    私は自分の親の手術や内科的処置を自らの手で行ったことは、まだありません。腰や膝の注射ぐらいです。
    これまで手術は何百何千としてきましたが、親の皮膚を切開して、そこから血が出て臓器が見えてくるというのは、実際は卒倒するほどの心境ですよね。あれほど赤の他人にはしてきたことなのに。やはり感情が入るとダメなのでしょうね。

    あなたのご両親はご健在ですか?一度、ご両親の希望も聞いてみてはいいのではないでしょうか?
    医学部に入れたのは、あなたが受験勉強を頑張った成果ですが、学費を捻出したのが親です。親が期待する医師像も聞いてみて、それで来年病理に進むか、少し内科・外科等で修業してから病理に進むか決めてみてはいかがでしょう。
    「父さん、母さん。俺(私)、どんな(何科の)医者になってもらいたい?」ってね。

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