この度、転職を考えている30歳男です。私は福祉系の専門学校を出ておりますが、現在までは福祉とは関係のない仕事についてました。現在は今の仕事でのやりがいを失ってしまっていて、どうせなら専門学校での知識や資格を活かして転職をしようかと考えているところです。
福祉といっても高齢者介護や障害福祉など様々な仕事がありますが、最近興味を持っているのが障害の分野での仕事に興味を持っています。ただ障害福祉もかなり多岐にわたる種別があり、自分に合っているのはどれか悩んでいます。
経験者の方がいましたらどんな職種についているかを含めて、障害福祉サービスの違いなどを教えていただけると助かります。どうぞよろしくお願いします。
質問
障害者サービスの違いや職種について15view
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1件の回答
私は障害福祉サービスの中の就労移行支援の事業所で働いています。確かにおっしゃられる通り障害福祉サービスといってもかなり幅広くありますよね。
例えば居宅介護、訪問介護、同行援護、生活介護等の日常生活を支援するサービスは福祉系の専門学校を卒業されているのならすぐに思い浮かぶと思います。他には自立訓練(機能訓練と生活訓練があります)だったり、私が働いている就労移行支援や就労継続支援A型、B型などの就労を目的としたサービスもあります。
障害者の方の状態によっても分かれてきます。同じ就労移行支援や就労継続支援でも身体障害の方を主な対象としていたり、知的障害、精神障害と大きく分けて3つの障害があり、そこの事業所によって得意といいますか、専門的だったり力を入れている分野があったりします。
また、障害者でも大人と子供で変わってきます。障害児を対象としたものには、児童発達支援だったり、よく街中でたまに目にすると思うのですが放課後デイサービスなんかもこの障害児への福祉サービスに入ります。
この他にも障害の分野はもっとあったはずです。障害福祉サービスで検索してみると出てくると思いますよ。
あとは内容なんですが、種別もそうですけど事業所によって内容がかなり大きく変わってくるのも障害の分野の特徴ではないでしょうか。
例えば私の勤めている就労移行支援なんかではPCスキルに特化した事業所になっていまして、訓練の大半はWordやExcelといった事務のスキルだったり、Photoshop等のデザインのスキルを学ぶものになります。他の事業所さんだとコミュニケーションスキルを身につけることに力を入れていたり、弁当作りをしているところやボランティア活動からの社会復帰のような活動をしているところもあります。
それぞれの事業所で理念だったり目的、対象となる障害や程度も様々なので、もし良かったら一度そういった事業所を求人の有無に関係なく、回れるところを何件か回って見学されてみても良いのかと思います。ちなみに私の事業所では見学が可能になっていますし、理由次第ではありますが受け入れてくれるところも多いと思いますよ。
やはり働いてみてすごく感じるのは、こういう福祉関係だと思いを持って働いている方が多いので、運営側だったりスタッフとの思いが大きく違うとそもそも働きにくいかなとは思います。逆にそういった思いのある方が就職したところがあまり思いのないスタッフが多いところですと、逆に働きづらいと思います。そこは普通の会社でも十分にあり得ることではありますが、相手が人であってしかも就労系のサービスなんかだと今後なんとか訓練して働けるようになろうとしている障害を持った方が相手です。そもそも生半可な考えでは仕事にならないのです。
そういった雰囲気的なものだったりを感じる為にもぜひ一度そういった事業所を訪れてみることをお勧めしたいと思います。
あともう一つ雰囲気や内容を知る為にオススメなのはホームページを見ることです。これはなぜかと言いますと、地方での昔ながらのところではあまり更新していなかったり、古いままだったりしますが、今どきはインターネットが当たり前ですしホームページに大抵は理念が記載されています。また障害福祉サービスも賛否両論になるとは思いますが、サービス業です。継続的な運営をするためにはしっかりとマーケティングが行われていないと、そもそもニーズに沿わない意味のないものを提供する形になってしまいます。継続的な運営ができないと今いる利用者さんの道を閉ざすことにもなります。
ですので、おのずとしっかり考えている事業所ではホームページもしっかり改善を加えているはずです。
求人でているかどうかもありますが、まずは色々調べてみてはどうですか?頑張ってください。