書道団体の事務・総務の仕事内容とは?14view

書道団体の事務の求人を見つけました。書道団体での事務とは、どんな仕事を行うのでしょうか?応募前に知っておきたいので詳しく教えていただけると助かります!よろしくお願いします。

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1件の回答

  1. maier_69 2017/09/22 18:22

    一般の方は、書道団体といっても一体どんな事をしているのか、ほとんど想像がつかないかと思います。

    私が働いていた書道団体は、いわゆる書道教室ではなく、町の小さな書道教室や大きな教室(例えば企業の書道部など)から送られてくる書道作品をとりまとめ、仕訳・整理をし、審査・指導・成績づけ・段や級などの資格を付与する事が主な業務でした。
    難しく言えば「書道文化の普及・振興・発展に寄与する」団体となります。

    まずは、1年間の大まかな業務・行事について挙げてみます。
    1月にはまず、書道といえば「書初め」です。
    先に書いたような大小教室宛に、書き初めのお手本となる書作品を配布します。
    それを基に各教室の先生が生徒に指導、生徒さんは頑張って作品を仕上げます。
    そして、それらの教室から送られて来た清書作品を団体内で整理仕訳し、団体トップの先生が審査し成績をつけ、展覧会と称して作品を会誌に発表・掲載します。
    更には、優秀作品には金・銀・銅メダル等を授与したりもします。

    春には大規模な社員総会があります。
    まずは総会会場の確保から、日本全国にいる(海外在住者もあり)会員に向け、議案書・出欠票・委任状等の作成・送付、議事進行の進め方、議事録の作成など、短い期間でやらなければならない事がたくさんあります。

    夏頃には全国規模の展覧会を美術館の大会場で開催します。
    大まかな流れは先に書いた「書初め」と同様ですが、実際の大きな美術館での展覧会ですので、作品の整理・審査・成績を決める作業はさらに慎重に行います。
    全ての作業が終わった後、作品を額に収めるために専門業者へ表装の依頼をします。
    展覧会場運営業務としては、会場との打ち合わせは半年以上前に行い、作品搬入の段取り、倉庫から展覧会場への作品移動、展示業者との詰めの相談など業務は多岐にわたります。
    又、授賞式やパーティーの企画運営も同時進行で行います。

    秋になると昇級試験があります。
    書道〇段・〇級など、よく聞くかと思いますが、個人の書道の段・級がここで決まります。
    これも基本的には、各教室から送られる作品を整理・審査をし、個々の書の技量にあった段や級が付与され証書を発行します
    あくまで試験ですので、課題の間違いや試験を受ける部を間違うなどは失格となりますが、救済措置として、時間に猶予があればもう一度作品を提出させる場合もあります。

    以上、全ての作業に共通して言える事ですが、一番大変な事は、送られた作品を他人の物と取り違えない事でしょうか。
    各教室から送られてきた作品は、その教室の先生なり代表する方が取りまとめる関係上、こちらに届く以前に他人の物とすでに間違えている事もあり、そのミスをも団体として見つけ、指摘し、提出のやり直し等を促す事も必要です。

    この他、毎月恒例の作品提出・審査・結果を会誌に発表する事や、団体としての理事会の開催、会誌の編集発行・全国への発送作業など、1年を通して多忙な業務があります。
    以上が書道団体の事務・総務の仕事内容です。季節ごとに業務や行事があり、忙しいです。参考にしていただければと思います。

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