編集の仕事は未経験ですが、フリーペーパーの編集者の求人に応募してみたいと考えています。
フリーペーパーの編集者は、どんな仕事を行いますか?
取材などでは体力を使い、記事の編集では頭を使うイメージなのですが実際はどうなのでしょうか。
また、仕事の遣り甲斐についても教えていただけると嬉しいです。未経験でも勤務可能でしょうか。教えてください。
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フリーペーパーの編集者、仕事内容とやりがいについて。1729view
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回答
1件の回答
私の勤務先は新聞社の女性向けのフリーペーパーを発行している部署で、編集部員は編集長を入れて5名で15Pを製作していました。
仕事内容は特集の企画出し、リサーチ、取材、掲載記事のライティング、原稿チェック・入校作業から校了が主な仕事になります。
紙面はこれを2週間に1回。
締め切りが月2回もしくは3回といった計算です。
掲載記事のジャンルも様々で、私は、旅行・映画・ペット・読者企画を担当していました。
編集会議は半年に1回。
紙面の特集企画を出し合います。
企画の担当になると、ラフ(漫画のコマ割りのようなもの)、取材相手へのアポイント、取材相手との細やかな打ち合わせ、紙面担当のデザイナーとの打ち合わせ、カメラマンの手配、掲載原稿書き、写真のデザイン出しをすべて1人でこなします。
もちろん、2週に1回の掲載原稿も担当しつつ、進めます。
編集者によって、企画を練る時間は各々でしたが、私は1~2か月の時間を作って企画紙面を作っていました。
ほかにも、百貨店のバレンタインやクリスマスケーキ、時計、ファッションのカタログ、春と冬に刊行する自社製作の結婚情報誌などがありました。
やりがいはこの仕事は、普通の仕事をしていたら出会えないような出会いがたくさんあります。
出会った人たちと一緒に作る紙面。
自分の作ったものが、作品となって世に出て、たくさんの人に読んでもらえるというのは、なにものにも代えがたい喜びでした。
発行までに忙殺された日々も、報われるほどの達成感があります。
しかし、紙面作成までの労力はすさまじく、気力と体力がかなり必要でした。原稿が一文字も浮かばなくて、机で唸ることもめずらしくありません。全没になり、泣きそうになりながら、締め切り前日に記事を仕上げたこともありました。
編集の仕事は、一見華やかに見えますが、デスクワークがほとんどで、きっと皆さんの想像よりかなり地味目です。とにもかくにも、締め切りがあります。決められたスケジュールの中で、突発的に起こった業務に対応できるフットワークの軽さ、複数の仕事を同時にこなしていくスケジュールの管理は大切です。読者さんとのコミュニケーションも忘れてはいけません。
編集に求められる能力というものがあるのなら、第一はやはり、人との関わりが多いので、コミュニケーション能力がかと思います。
企画力、原稿ライティング能力は、仕事の中でも磨かれていくので、得意な分野を見つけたら、そこで仕事ができるようになります。
私は、クリスマスケーキと時計でした。
編集業は、経験者必須の現場も珍しくありませんが、「未経験歓迎」もあります。私も未経験スタートでした。頑張ってください!