知的障害者施設生活支援員の仕事内容とは?55view

福祉の仕事を志しており、知的障害者施設の生活支援員を考えています。
生活支援員の仕事はどんなことを行うのでしょうか。詳しく教えて頂けると助かります。

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1件の回答

  1. diarium_4h 2017/02/07 19:13

    私は知的障害者施設の生活支援員の仕事をしています。生活支援員とは障害者の日常生活における支援や相談などが主な仕事です。
    知的障害をもつ利用者は障害支援区分に基づき、本人の意向や保護者の同意により、入所施設、グループホーム、生活介護事業所などで必要な援助を受けながら日常生活を送るとともに、個人の持つ能力の維持や向上を図るために生活訓練等を受けております。

    私の勤務する入所施設における支援員の業務を主体にご説明します。
    生活支援員の業務形態は基本は「日勤」、「早番」、「遅番」、「夜勤」のシフトパターンを組んでいる所が大半だと思います。「日勤」は主に日中に生活介護事業所において、生活訓練、絵画や陶芸といった芸術活動、音楽療法、レク活動そして月に一度は遊園地に行ったり、出し物などを行う行事活動において支援活動を行ってます。「早番」、「遅番」、「夜勤」は起床や就寝介助、見回り、食事介助が主だった業務といえるでしょう。

    また、大概の施設では支援員が数名の利用者の担当となり、利用者の抱える生活課題に基づいて目標を立てて、その目標に応じて利用者の支援を行います。これを「サービス計画」といい達成状況等に応じて半年に1度のペースで見直していきます。

    この仕事で一番大変な事は「利用者とのコミュニケーション」をとることです。

    施設入所を利用されている方は知的障害支援区分が重い方が多くその中で「最重度」の比率が高いのが、私の勤務場所の特色です。そのような人たちは言葉もあまり通じず、字もほぼ書けない、読めない方が大半なのです。さらに障害の特性も多種多様であり、相手の気持ちを理解することが難しい、自分の気持ちをうまく表現できない、幻聴や妄想がひどく突然大声を出す人、粗暴、盗難、盗食、放尿、放便、物事の拘り(配列や行動パターン)が強い等、本当に多くの特性を持ってます。

    こうした利用者にどのように気持ちを伝えたらよいのか?どうしたら上記の様な行動を減少あるいは他の行動に切り替えてもらうことができるのか?最近では様々なツールが開発されてきてますが簡単にはいかないのが現状です。

    障害は病気と違って治るものではありません。結局、それぞれの障害と向き合って、に付き合いながら、利用者が少しでも人として安心安全に暮らせる環境を環境を作るのが、生活支援員の一番の仕事ではないかと思います。

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