私は女性で、現在は工場勤務をしております。職人さんの世界に憧れがあり、転職を検討しております。
たまたま親戚や知人の家が雨漏りに悩んでいたのをきっかけに防水工事業という仕事を知り、とても頼りになる存在だと聞かされているうちに、防水の仕事に興味を持つようになりました。
建築業界が男社会である事は重々承知しておりますが、せっかく興味を持ったのでチャレンジしてみようと思っています。
現在、建築の現場で働いている女性のかたがいらっしゃいましたら、是非ご意見やアドバイスをいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
質問
防水工事業業界に女性はいるのでしょうか?1130view
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回答
1件の回答
女性で内装工事の会社に勤めています。内装工事とはいえ、やはり従業員は男性ばかりで現場でもほとんど女性に会った事はありません。外装工事に関しては今まで会った職人さんはすべて男性でした。
なぜこんなにも女性が少ないのか、経験上のお話をさせていただきたいと思います。
まずは単純に居心地の悪さがあります。大きなマンションの新築現場に行くと、100人以上の職人がいますが、その中で女性は1人か2人しかいません。珍しいものでも見る様な目で見られる事も少なくありません。まずはこれに耐えられるかが問題です。
そして腕力をはじめとする体力の問題です。うちの会社は上司が話のわかる人なので、女性ならではの繊細さが必要な仕事を与えてくれますが、すべての会社がそんなに良い会社ではありません。男性と同じ仕事をしろと言われてしまえば、絶対に無理なので続ける事はできなくなります。
最後に、地味ですが一番こたえるのが、着替えとトイレの問題です。夏場はどうしても大量の汗をかくので一日に何度も着替えますが、車の中で人目を気にしながら急いで着替えなければなりません。男性は皆、外で裸になって着替えているので目のやり場にも困ります。
さらにトイレは男性と共用の場合が多く、基本的には汚れています。潔癖症でなくても非常に厳しいです。しかも休憩時間は大体決まっているので、男性が行列を作っているような環境でトイレに入らなくてはなりません。
以上、女性にとっていかに建設現場が不向きかというお話をさせていただきましたが、住まいを作る仕事は他では感じられないやりがいがあります。私自身がそうであるように、現場の居心地の悪さより、やろうとしている仕事の魅力が勝ればチャレンジする価値があるのではないでしょうか。