初期研修、後期研修と大学医局に所属せずに、自分で試験を受けて働きたい病院で働いてきました。その後、後期研修を終えるタイミングで出産を控えていたので、次の就職先は探さず、1年ほど休んで子育てをしていました。
学位取得に興味はなく、今後はどこかの病院で臨床医として働きたいと思っています。最近は、医局に所属しないフリーランス医師も多くいるようですが、何か注意点などあれば教えて欲しいです。
ちなみに、まだ子供も小さいし、2人目も欲しいので、フルタイムではなく、非常勤でぼちぼち働けたらいいかなと思っています。
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2件の回答
質問者様は専門医は持っておられますか?もしフリーで外来のみの仕事を今後していくなら、専門医を持っていた方がいいですよ。給与や待遇に影響してきます。
後期研修が終わられたばかりとのことですが、まだ取得していなければ、どうせあと数年で取れますから若いうちにとっておかれた方がいいと思います。そう考えますと、どこかの医局に専門医取得目的であと数年所属するか、どこかの認定施設になっている病院に自分で応募して入職するか、転職エージェントを利用して専門医取得可能な施設を探してもらうかですね。
非常勤で外来だけして数年たってからまた専門医を取得するとなると、体力的にも知識のアップデートも大変ですし、自分より年下が上司の職場で怒られながらというのも精神的にしんどいでしょうし、今のうちにあと1~2年頑張って専門医を取得してからフリーランスになられたらいかがでしょうか。
質問者様のこれまでの経歴から、働く場所は自分で決めたい、医局には所属したくないというような雰囲気を感じましたが、専門医取得のため1~2年と割り切って医局に所属するのもありだと思います。
自分はフリーランスで、知り合いのつてで仕事を請け負ったり、転職エージェントを利用したスポット案件のアルバイトをしたりして生活しています。一つの職場の非常勤だけではなく、複数の職場の非常勤やスポットアルバイトを掛け持ちしています。
以前、痛い目にあったことがあるのですが、知り合いのつてで、割と条件の良い非常勤外来をしていました。ところが、後から入職して他の曜日に非常勤をしていた先生が、常勤になって勤務の日を増やしたいと自分で事務方と交渉したみたいで、そこの常勤になってしまいました。そしてその先生が毎日外来をすることになったので、非常勤医師は必要なくなったということで自分はお役御免になりました。給与も良いし、立地、勤務先環境も良かったので自分も気に入っていたのですが、急に非常勤先が無くなってかなり焦りました。
このように、突然むこうの都合でもう仕事がなくなったりすることがあるのが怖いところだと思います。知り合いのつてでしたので、特に契約書なども交わしていなかったということも原因だと思います。
その点、転職エージェントに依頼しての非常勤であれば、最初に契約書を交わしていつからいつまでの非常勤勤務というのが決められるので、職場都合での突然の解雇ということはないかと思います。ただ、面接とか契約書とか、色々それが煩雑ではあるので、それが知り合いのつてでの入職に比べて面倒ではあるんですけどね。
非常勤の場合、常勤と違って、会社都合で解雇になっても雇用保険も受給できませんからね。まあ、そんなもの受給しなくても、どうせすぐに他の非常勤先がみつけられるので収入的にはあまり問題にはならないとは思いますが。
あとは、フリーランスであれば、行く先々で良い仕事をし、良い対応をしていれば、評価され、むこうの方からまた来て欲しいとか、仕事の話が舞い込んでくるようになりますから、1回1回の仕事をきっちりやることが大事だと思います。良い仕事を続けていれば、向こうから良い条件を提示されるようになります。1回しかいかないところだからと適当な仕事をすれば、医療の世界は狭いですから、なにか悪い評価や噂が回ってしまうという可能性もあります。
あとは、ひとつでいいので、長く勤務する所属先になるような職場があった方がいいと思います。カードを作ったり、賃貸を借りる時、病院を受診するとき、何かと勤務先を書く機会があります。その時に勤務先として書ける職場があったほうが困らないと思います。ちょっと自分が薬を出して欲しい時なんかにも、長く働いて顔見知りのいる病院があるほうが便利です。外来だけの非常勤先であっても、そこの所属として学会発表もできますから、核となる所属先は持っておかれた方がよいかと思います。