LPガスの個人営業を辞めた理由とは?744view

LPガス営業職へ転身したいと考えています。
良い面ばかりではなく、悪い面も知った上で入社したいので、LPガスの営業職を退職された方に退職理由をお聞きしたいです。よろしくお願いします。

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1件の回答

  1. aeterunae_s 2017/09/06 10:09

    私は約1年間、とある企業のLPガス部門で営業をしておりました。
    この会社に入社を決めた一番の理由は、面接のときに、LPガスの営業はお客様に直接モノを販売してお金をいただくというビジネスモデルではなく、
    今お使いのガス料金を下げる提案をする営業だと聞いたからです。
    お客様はノーリスクで月々ガス料金が下がり、営業マンは歩合制で給料が上がり、まさにウィンウィンの関係だと言われ、
    「なんていい会社だ、一生働いていこう」と決意した記憶があります。
    そんな自分がわずが一年で退社を決意したのは、大きく二つの理由があります。

    第一の理由にして最大の理由ですが、ガス料金は、料金を下げるのは一時だけで、しばらくしたら値段が上がってしまうという事がわかったからです。働いている途中で知りましたが、どうやら私の会社だけではなく、業界全体で同じようにある問題らしいということもわかりました。
    LPガス業界の仕組みとして私が教わったのは、まずどの地域でも地場のLPガス会社がいますが、
    LPガスの供給会社を自由に選択できるということを知らないお客様が多い地域では、料金相場が高いそうです。
    そこで新規に参入したガス会社が、各地域で相場がバラバラである点、この地域の皆さんは不当な料金で払ってますよという点を伝えて不安感を煽っていきます。
    また、相手ガス会社さんの誹謗中傷は当たり前で、
    「そのガス屋さんは高くて有名ですから、変えた方がいいです」などというアプローチが蔓延しているようです。
    ただ、現状はLPガスの市場全体は縮小傾向にあって、正直大手だろうが中堅だろうがカツカツなことには違いないのです。
    そのため採算を取ろうと、契約時はぐっと安くしても何年か経ったのちにLPガスの輸入価格の変動などに託けてガス料金を上げてしまおうという理屈なのです。
    私は、ずっと人に喜んでもらう仕事に就きたいと思ってました。苦手な営業でも頑張れるハズでした。
    入社後何度も自分を偽ろうと努力しましたが、やはり人をぬか喜びさせることに耐えられなくなってしまったのです。

    もう一つの退社理由ですが、LPガス業界が縮小傾向にあることに加え、とにかく競合他社が多い業界なので、
    その分ノルマが厳しかったからです。守秘義務があるので詳細は伏せますが、私の会社では半年ペースで予算が右肩上がりに推移してました。
    そしてもちろんノルマが達成できないとクビになってしまうので、同じ社内でも激しい競争社会がありました。
    これでお客様のためになるサービスならいざしらず、いかに巧みな話術でお客様を騙した方が勝ちというシステムなのですから、
    メンタルがさほど強くない自分は一年と経たずに自我が保てなくなったというわけです。
    まだまだLPガスについて情報を知らない方が多くいるので、退社した今、中立の立場から供給会社を変更しようと考えている人に役立っていきたいと思います。私が退職を決意した理由は以上です。参考にしてみてください。

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