現在私は、タック紙の製造会社で勤務をしております。会社の規模としては大手になります。
その会社で私は、タック紙製造ラインのリーダーを担当しております。
タック紙の製造は、あまり世間一般的ではなく、特殊な分類になりますので、
我が社でしか通用しない技術や、スキルがあります。
私が行っている業務内容を簡単に説明したいと思います。
タック紙といいますのは、シールの台紙です。一番下の層から、剥離紙、粘着剤、上紙、という構造をしております。
生産の流れとしては、タック紙製造機に、剥離紙をセットします。剥離紙がラインのロールで送られていき、塗工工程にて粘着剤を剥離紙に塗工します。その後、粘着剤を乾燥させる乾燥炉へ流れていき、乾燥炉から出てきた剥離紙を上紙と接着(ラミネート加工)します。そして出来上がった物がタック紙となり、巻き取り機にてロール状に巻き取っていきます。このタック紙の製造工程は、3名の課員で行っております。タック紙の製造機械自体が、非常に高性能な機械ですので、私たちの技術はそれほど必要とされず、決められた作業手順書通りに数値などを設定しておけば、確実な物が生産できるようになっております。
そういった日々の業務の中、私は悩んでいる事があります。それは、こういった業界は特殊であり、転職したいと思った時に、つぶしがきかないという点。そして、作業手順書通りに作業をすれば、経験の浅い課員でも同じ品質のものが造れてしまうという点です。
そのような思いが私の中で、大きくなってきましたので、今後の事や、年齢の事も考え、手に職をつけられる職種に転職したいと思い、現在転職活動中です。
手に職という点から、いろいろな職種を検索し、転職活動をしていますが、私は自動車部品の製造をしたいと思うようになりました。その業界でさらに検索をしていきますと、大手自動車メーカー製造の業界が見つかりました。私はその方向で今後も転職活動を続け、その業界に転職をしたいと考えております。
私が現在従事しているタック紙の製造会社では、日々同じ物を生産しているからかもしれませんが、「やりがい」というものを感じません。
そこでお聞きしたいのですが、大手自動車メーカー製造業での「やりがい」というものは、どういったところにあるのでしょうか?
質問
大手自動車メーカー製造のやりがいとは何ですか?79view
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回答
1件の回答
私は大手自動車メーカー製造の仕事に就いて5年になります。
私が勤務している会社では、自動車に使用される各種ギアの製造や、オイルポンプ、トランスミッションなどの切削加工、そして組み付け業務をしています。
私が入社した当初は、仕事を覚えることが大変で、日々勉強でした。
勉強してそれを仕事に生かし、半年後にはやっと自分一人で担当業務をこなせるようになりました。それから、がむしゃらに仕事に打ち込みました。その当時は、やりがいという事は考えてもみませんでした。というのも、大量生産という状況の中で、毎日の自分の作業で精いっぱいだったからです。
それから3年が経った頃には作業にも慣れ、トラブル対処も出来るようになり、心に余裕ができてきました。そうなると、日々の業務が少し苦痛になり、退屈にも思えるようになりました。そういった状況が1年ぐらいは続きました。
日々の作業の苦痛に耐えながら我慢しながら作業していたわけですが、最近になって私の考えは変わりました。
それは、私が担当している業務は自動車の一部分を担っており、私の日々の作業がなければ自動車が造れないのだという事と、完成した自動車を様々な思いで待っておられるお客様がいらっしゃるという事に気付いたのです。
ですので、そういった私の思いが現在の私の「やりがい」になっています。