子供が好きで、教えることが好きなので塾講師として働くことを考えています。塾講師は勉強を教えるだけでなく、子供との関わり合いも大切な仕事の1つだと思いますが、塾講師という仕事をしていて、最もやりがいを感じることはどんなことですか?教えてください。
質問
塾講師の仕事でやりがいを感じることとは?38view
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回答
1件の回答
塾での仕事は、教師の側面と営業の側面と両方を兼ね備えています。
一番大事な仕事は、生徒たちに教えること。進学塾での仕事だったので、受験に向けての勉強法や受験校の決定なども大事な職務の一つです。生徒たちに寄り添い、生徒たちの普段の勉強や受験勉強、受験校の決定などのみではなく、学校や部活、家庭での悩み事などにのってあげることも重要な仕事です。
また、営業職の一面も兼ね備えているので、保護者との関係づくりも重要です。保護者と密接な関係を気づいていくことができれば、お子様である生徒たちを長く通わせてくれるでしょう。また、夏休みや冬休みには、復習用のオプション講座もあるのでそれを購入してもらわないと、ノルマの達成ができません。そのためにも、保護者に定期的に生徒の様子を伝えていくことが重要です。生徒たちがいかに頑張っているか、我々の授業がどのような効果を発揮することができているのか、それを保護者に伝えていくことが大事です。成績がもし伸びていなければ、生徒がやめてしまう一因となってしまうので、生徒をやる気にさせ、保護者に今までと違う点を見せることが大事です。
この塾講師という仕事のやりがいは、生徒の人生にかかわることができるという点です。塾の集団授業にかよっている生徒の多くは、塾で新規事項を習い、家で復習、学校での授業で復習をし、そして、さらに、学校の宿題やテストで定着をしていきます。そんな生徒たちに最低でも1年ずっと寄り添っていきます。受験を迎えるとき、いつも悪態をつく生徒でもガチガチに緊張して、助けを求めてくる時もあります。そして、受験も終わり合格してくれ、「ありがとう」の言葉を聞いたとき、本当にこの仕事をしていてよかったと思っていました。また、自分の手を離れても、ことあるごとに、「先生」「先生」とやってくる生徒たちを目の当たりにすると本当にかわいいです。中学入試や、高校入試は長い人生の中で見るとただの通過点でしかありません。しかし、当事者である生徒たちにとっては人生の中で一番しんどい時期なのだと思います。そして、それをずっと見ている保護者にとっても、もちろん一大事なのです。しかも、我々の授業やアドバイスが生徒たちの一生を決めることになるかもしれない仕事です。だからこそ、我々の言動一つ一つに大きな責任が伴ってきますし、大きなやりがいがあるのです。仕事ですので、楽しいことばかりではなく、辛くしんどいこともありますが、生徒たちとのかかわりを長く保つこともできるので、いい仕事です。