異業種からアパレルメーカーの商品統括への転職は可能ですか?14view

現在食品メーカーに勤務しています。以前からファッションに興味があり、やはりアパレル企業で働いてみたいと思い転職活動を検討しています。
求人サイトを検索していたところ大手アパレルメーカーの商品統括部門で募集が出ておりました。
アパレルの商品統括という部門の業務内容と、異業種からの転職が可能かどうか教えてください。

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回答

1件の回答

  1. ibid_0z 2017/09/03 10:40

    食品からアパレルの転職とはなかなかチャレンジですね。
    業種がまったく違いますのでどこまで伝わるかわかりませんが、まず商品統括の業務内容についてご説明させていただきます。

    商品統括とはその名のとおり商品の特に計数面全般を取りまとめる部署になります。
    取り扱う帳票の種類は多岐に渡りますが例を挙げると以下のようなイメージです。

    ①発注関係・・・担当部門の各ブランドが予算に対して指示された消化率の範囲内で発注を収めるよう監督します。具体的には各ブランドの発注責任者が作成した販売予算、発注予算、発注計画などをとりまとめ事業部長などに提出します。
    売上がショートするとその分期末在庫に影響しますので、月次ごとに進捗管理し必要あれば当初計画の発注をストップするよう指示を出すこともあります。

    ②在庫関係・・・発注関係と連動しますがプロパーでの消化率設定、クリアランス対象在庫金額、クリアランス売り上げ予算、期末在庫予算の進捗管理をします。
    期首予算からのブレに応じて関連する数値を組み換え、決算期末在庫が予算通りになるように各ブランド担当者と計画を修正します。

    ③営業利益管理・・・各ブランド、事業部の利益は簡単に言うと売上利益から人件費や諸経費を引きさらに期末の在庫状況に応じた決算在庫損を引いたもので表されます。人件費や諸経費については各ブランドのリーダーの管轄で管理しています。商品統括のほうでは最終の決算在庫損をいかに減らすかということをブランド担当者と一緒に計画を立て実行していきます。
    具体的にはプロパー時点で予算進捗が悪い場合は期中でのセールまたは催事の開催などで余剰在庫を少しでも減らします。クリアランス時期になって残ってしまっている在庫についてはクリアランスの値引きによる粗利益率の低下と末在庫の決算損との兼ね合いを計算しながら、ギリギリのところまでオフ率を高めて最終消化を上げることで最終着地を合わせていきます。

    以上が大まかな商品統括の業務内容になります。

    アパレルの商品統括というと一見ものつくりにかかわる部門のように思われるかもしれませんが、業務内容をみていただいてもわかるとおりどちらかというと企業の財務部門や経営企画部門に近い職種かもしれません。
    逆に言えば小売りの基本として仕入れ、販売、在庫ということが理解できるのであれば異業種からの転職でも可能性はあるかもしれません。
    ただとにかく毎日数字と向き合ってばかりの仕事なので数字の苦手な方やエクセルが苦手な方は苦痛でしかないと思います。

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