現在、引っ越し屋に5年間勤務している者です。体力的にいまの業界に居続ける事が不安になり転職先を探していたところ、防水工事業の求人があり興味を持ちました。
全くの畑違いの業界なので、防水工事業に対して漠然としたイメージしかありませんが、手に職を付けて将来も食いっぱぐれのないようにしたいと思っています。
防水業に携わっておられるかた、ご意見、アドバイスをいただければと思います。たくさんのご意見お待ちしております。
質問
防水工事業への転職を考えております。どの様な業務内容でしょうか?184view
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回答
3件の回答
引っ越し屋さんは荷物運びのアルバイト以外は、室内で作業することの方が多いですよね。自分も昔引っ越し屋で働いていた事があるから分かるけど、下端が一番キツイ仕事している。ある程度の勤続年数の人は室内で梱包作業を担当できるから、エアコンの効いた部屋の中で仕事している事もありましたよ。
それに比べて防水業はというと、夏は気温40℃を超えるし冬は寒風で身体の感覚はなくなるし、身体のキツさは比べ物にならないですよ。何歳になっても重い材料の缶を持ち歩いて、しゃがみ姿勢で足腰を悪くして。50歳を超えて防水業の世界にいる人を見ると、本当に気の毒に思えます。運良く現場に出なくても良い、見積りや事務系の仕事に移れればいいけど、なんの特技もないと一生現場に出る羽目になります。ほとんどの人は60歳までもたずに、タクシーの運転手とかガードマンとかの給料は安いけど身体への負担が少ない業種に転職していきますよ。
若いうちにガンガン稼いで独立するか、資格でも取って別の業界に転職するか、どちらかのビジョンがあれば良いと思いますけど、もし何となく防水業界に入ろうとしているなら、少し立ち止まって考えてみてはいかがですか。
手に職を付けたいって事なら、防水業は良いかも知れないよ。
この世から雨漏りがなくなるなんて事は絶対にないだろうし、同じ建設業界でも塗装や清掃に比べると緊急性が高いから、工事を頼む側にとっても優先順位が上だからね。
せっかく防水工事の世界に入るんだったら防水だけ、コーキングだけっていう会社ではなく、総合的に防水工事をやっている会社に入った方が良いと思う。色々な技術が身に付くし、たくさん雨漏りの現場を経験した方が腕の良い防水屋になれるから。
将来的に独立を考えているなら、5年から10年は一生懸命仕事を覚えてお客さんから信頼される防水屋を目指しましょう。信頼の有無によって請負金額も全く変わってくるから。困ったときに必ず雨漏りを止めてくれる業者には、いちいち値切ってきたりもしなくなるし、多少見積り金額が高くても仕事が絶える事は無いよ。
引っ越し屋さんみたいに見積り金額勝負だけになりにくいのも魅力かな。安かろう悪かろうの業者に騙されて何百万円も損してきた元請けさんならなおさら、一度気に入った防水屋は手放さない傾向だから、頑張って信用を得て永く付き合えるお客さんをつかまえれば、それこそ食いっぱぐれはなくなるよ。
引っ越し屋をやっていて体力的に不安があるみたいだけど、防水屋もそんなに体力的に楽な訳じゃないです。
防水って言っても色々あるけど、基本的にはビルやマンション、一戸建ての住宅の屋上や外壁の防水工事がメインになると思います。屋上まで大量の材料を運んだり、外壁に掛かった足場の階段を何階も登ったり降りたりもするので、引っ越し屋さんみたいな仕事もけっこうありますよ。
さらに屋上の仕事の時にはほとんどしゃがむ姿勢でいるし、足場にいる時は腰をかがめて移動しなければならない為に、腰や膝を悪くする人が多いです。せっかく何年も修行して技術を覚えたのに、身体がついてこずに別の業界に転職する人も多くいます。
もし、引っ越しの仕事より体力的に楽になりたいと考えて転職先をお探しなら、防水業をはじめ、建築業界はやめて方が良いと思いますよ。