家具やインテリアに興味があり、家具屋でお客様に家具を販売する営業の職に就きたいと思っています。家具屋の販売職、営業の仕事はどんなものですか?
質問
家具屋の営業の仕事内容とは?256view
最新の専門家コラム
- 40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
- 転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
- 合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
- 転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
- 会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
1件の回答
家具屋の営業はどちらかというと販売職に近いものがあります。洋服屋さんが洋服を売るように、家具屋は家具を売る。当然の流れではありますが、洋服や食料品や日用品と違い、家具は人生の中でもそうそう買い替えるタイミングがないものです。だからこそ自分たちのような営業がいて、コーディネートのお手伝いをしたり、間取りを見て配置や大きさの提案をしています。買うタイミングは少なく、また、値段の張る買い物なので、できるだけ満足度を高められるよう、その後の生活の中で気持ちよく使ってもらえるよう提案します。必要な家具を売る、というのはもちろんですが、必要ではないけれどもあったら素敵なプラス一品の提案をすることにより、空間をより素敵に彩るのが私たちの仕事です。
営業にはいくつかアプローチ方法があります。まずは来館されたお客様へのアプローチ。これをなくしては戦えません。購買意欲の度合いや引っ越しの時期は分かりませんが、まずは声をかけてみます。引っ越しのお客様であれば時期、戸建てなのかマンションなのか、賃貸なのか持ち家なのか、内装や建具の雰囲気、間取りや大きさ、家族構成、生活スタイル、希望のテイストなどのヒアリングを行います。もちろん急に話しかけられるわけですから、お客様の大半は身構えます。そこで必要なのが会話力です。ただただ商品の説明や質問ばかりしたところで、お客様は心を閉ざすばかりです。雑談をしながら、ときには子供と仲良くなりながら、気配りをしながら会話を広げ、必要な情報を入手していきます。新築やリフォームの場合、図面がお客様から出てきたら、チャンスです。図面に落とし込みをしながら家具の提案をすると説得力も増します。また、可能であればお客様の内覧会に立ち会ったり、買い足しや買い替えの場合でも家に一度行くとイメージできるので、フットワーク軽くお客様宅に行きます。
二つ目は既存のお客様への表敬訪問。不具合がないか、アフターメンテナンスは必要ないか、キャンペーンの告知などです。長いおつきあいをしていただくためにも大事な業務です。
契約をしてもらったら、全件というわけにはいきませんが、配送の立ち合いにも伺います。実際に納まったところを見ることで引き出しも増えます。もちろん家具は長く使うものなので、売ったらそれで終わりではありません。事前にメンテナンス方法の案内はしますが、それでも経年変化で起こる不具合に対して迅速にアフターメンテナンスをするのも家具屋の営業の務めです。コーディネートのプランニングから販売や張り替え、アフターメンテナンスや修理など、多岐にわたるアプローチでお客様の生活を豊かにするのが家具屋の営業の仕事です。