防災設備の設計施工会社で経理を10年しているものです。こちらの会社は業種柄でしょうか、封建的な人が多いように思います。そして女性の昇進についても、80人中33人が女性なのですがなんと役職者はゼロです。仕
事はすっかりベテランの域ですが、いつまでたっても昇格の声がかからないので、企業風土を変えるよりも転職した方が早いと思い、いろいろな企業の経理の求人を当たっています。
やはり同じ設備系の会社が馴染みやすいと思うので、今チェックしている映像音響システムの設計施工サービスをしている会社に応募してみようと思います。
そこで気になるのが、現職の退職理由である女性の昇進についてです。こういった製品を扱う企業さんの場合、女性が昇進しやすい風土なのでしょうか?バクゼンとした質問ですみません。ご意見をお願いいたします。
質問
映像音響システム会社での女性の活躍度合について7view
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回答
1件の回答
映像音響システムの会社で総務職を15年続け、主任になっている者です。
確かに漠然とした質問ですよね。まず、女性が昇進しやすいかどうかは、業種と職種の双方の指標があると思います。業種であれば、比較的業種自体が新しい業界、例えばIT業界などは女性も男性も対等であると言えます。一般職とか総合職の差自体が、最初から無い状態ですのでね。
メーカーであれば、扱うものによるでしょう。女性の使うもの、たとえば化粧品とか下着、日用品を扱う会社なら、結構女性の声が通りやすいものです。反対に車や産業機械なんかだったら、女性の昇進率は全体に低いものになっていますね。一方で、職種では、もともと女性が多い傾向にある、貴女がいらっしゃるような経理とか、総務、広報といったポジションであれば、普通は比較的昇進しやすいものです。といっても、その前に業界自体の数値が低ければ、そっちに引っ張られますけどね。
そこで、映像音響設備の会社がどうか、という質問になります。やっぱり、扱う機器自体は消費財に近いもので、映像や音響と関連するものですから、防災設備と比較すると、女性が入ってきやすい業界にはなってくると思います。したがって、そういったことに興味を持つ女性が多く面接を受け、新人・中途を問わず入社してきます。営業職の方もいるし、もちろん総務や経理はむしろ女性の方が数は多いですね。全体の割合が高いと、自然に役職における女性の割合も増えて来るものだと思います。
あとはその会社ごとのバックボーンによっても変わってくるでしょうね。私の勤めている会社は、珍しいことに、もともと放送局が母体だったんですよ。ですから、結構リベラルです。営業部長も総務課長も女性ですね。ですが、同じ映像音響設備会社でも、例えば建設会社の系列だったりすると、少し女性の昇進率は落ちていくのかなあと思いますね。
あとの判断基準としては、単純に会社自身の新しさ。社長の年齢や考え方にもよると思います。そこは応募したウェブサイトをじっくりとご覧になって、判断されてみてはいかがでしょうか。
転職活動、パワーがいることではありますが、是非見聞を広げられて、納得のいく結果を出すようにされてくださいね。頑張ってください。