商社の海外現法責任者の求人を探しています。仕事の大変さは?12view

現職は某中小企業(商社)の営業課長です。日本で仕事をして間もなく10年を迎える中、ここ最近になり、今までの経験を活かしつつ、できれば外国の地で会社責任者として働いてみたいという気持ちが強くなっています。
海外へは旅行で何度か行ったことはありますが、実際問題働くと、どんな感じでどれくらい大変なんだろうかと思い始めました。このあたりをどなたかご経験を交え教えていただけないでしょうか?

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1件の回答

  1. mediocris 2017/02/05 8:31

    現在、海外現法の責任者として香港に赴任している者です。香港に赴任して早11年です。
    私の場合は転職という形で海外現法責任者になったわけではなく、某製造会社の営業職を日本国内で10年経験(当時課長職)した後に、いくつかある海外現法の中で、香港の現地法人へ転勤になりました。
    私のケースが参考になるかわかりませんが、少しでも何かのお役に立てればと思い、赴任一年目の出来事をいくつかご紹介したいと思います。

    赴任当初は右も左も分からない中、当時の責任者から業務上のまともな引継ぎをされることもなく、3人いた香港人スタッフから多くの助けをもらい、お陰様で少しずつ仕事に慣れて行くことが出来ました。(余談ですが当時の責任者は、私の赴任決定と同時に日本への帰任が決まっておりそれを拒み自己都合退職)

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    とても強烈な印象として残っている事は、当時の責任者が使っていた机やその周辺は長年のゴミが散らかっており、且つ仕切に囲まれ、スタッフの姿も見えない状況になっていたことでした。私はスタッフの顔を見ながら仕事をしたかったので、本社の上司に相談し仕切を取っ払いました。香港スタッフの力を借りずして、この大変な作業と取り組みは出来ませんでした。

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    仕入れ先リストや顧客リストを確認し、時間を効率よく組み合わせてもらっては、香港内や香港周辺の華南地区にある業者や顧客を訪問・挨拶に回りました。香港は交通の便がとても発達しており、バス、ミニバス、地下鉄、タクシーと移動手段は様々です、時間的に効率が良く安い方法を香港人スタッフより教えてもらいました。

    シェア3昼時、私が事務所にいる時は香港人スタッフと一緒にランチに出かけ、仕事以外の話題に花をさかせる努力を重ね、信頼を一日も早く得ることを心がけました。

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    また仕事上では、少人数しかいないわけで、様々な課題や問題点がある中、「一体感を以って皆で助け合って解決して行こう」をモットーにミーティングを度々実施しました。ある課題に対し、就業時間より3時間以上オーバーして、事務所スタッフ全員で取り組んだことも何度もありました。

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    労務コンサル会社との契約を結んでおり、挨拶に行った際に、「会社は従業員スタッフとの雇用契約書を結んでいますか?」と質問され、スタッフに確認をとると結ばれていないことを知り、香港雇用法上、締結しなければならないことを知りました。
    またこのことをきっかけに、現地責任者は少なくとも雇用法の基本的な内容については学んで置かなければならないことも併せて知りました。

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    住み慣れてくると日本人との交流の重要さも感じ始めます。香港では代表的な組織はいくつかあり、そういった組織へ会社として会員登録することで、現地情報を日本語で得ることができます。また日本語で配信している香港を含むアジア情報誌をサービスしている組織もあります。
    やはり現地責任者としては、違う業種で来香している多くの日本人と交流を行うことも重要です。ある交流会をきっかけに、ある企業の責任者さんと親交を重ね、結果、新たな仕入れ先になったケースもありました。

    以上ご参考までに6つの経験をシェアさせていただきました。仕事上大変だなと思ったことは、異国での責任者であるがゆえにその国の雇用法やルールを知らなかった事で、勉強を強いられたことです。日本では営業職として部下を育てつつ売り上げを伸ばしてゆくことのみが責務でしたが、海外現地法人の責任者としては、営業管理職としての能力プラスアルファの部分が当然ですが出てきますので、現地スタッフの信頼を得つつ、どんなことが起きても柔軟に且つ粘り強く対処するという心構えをもっておくことだと思っています。

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