現在就職活動中の大学生です。第一志望はメーカーですが、第二希望としてドラッグストアチェーンも検討中です。
ドラッグストアチェーンといっても大手で東証一部へ上場している企業のみ検討中です。大手ドラッグストアチェーンであればネームバリューもありますし、安定性や成長性を感じられると思っています。
また、就職浪人は一切考えておらず最終的にはどこでもいいから就職したいと思っております。メーカーと小売りでは職種が大きく違いますが、第一希望のメーカーは東証一部へ上場しているような企業で非常に競争率が高いため、第二希望では比較的競争率が低い小売業を選択しました。
また、私自身実際に現在ドラッグストアチェーンの店舗にてアルバイト経験があります。アルバイトとしてですが店舗業務は嫌いではなく、社員の方もとても楽しそうに働いていました。
そこで質問ですが、アルバイトと社員とでは実際にどう違いますか?また給料面や福利厚生なども気になります。どなたか詳しい方がいれば教えて下さい。
質問
ドラッグストアチェーン店のアルバイトと社員の違いは?224view
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回答
1件の回答
大手ドラッグストアチェーンの本部にてIT部門を担当しておりました。
店舗業務は半年ほどしかありませんが、約5年正社員にて本社勤務しておりました。
内情を知りたいとのことですのでお話ししますがこれが全てではないと思ってください。あくまで一個人としての見解です。
業務内容は特に難しいことは一切ありません。人員配置としては店舗には社員が3名います。店長と副店長(サブ)と一般社員この形態が一般的です。大型店などになると一般社員が増えて4名体制となります。
この人数に対して約20から30名ほどのパートやアルバイトが存在しシフト調整などを社員で管理します。店舗業務は今やほとんどがオートメーション化されていて、発注作業なども定番の商品であれば自動で在庫をコントロールし発注がかかるようになっています。レジの作業も自動釣銭機やセルフレジなどを導入しているため、店舗の閉店作業の精算業務もかなり簡単で素早くできるようになりました。
オートメーションを取り入れることによって、どんな人間でも同じ作業が同じレベルでできるということを目指しています。社員はそれを管理するだけです。とても簡単です。
ただし店舗業務以外のことが簡単ではないのです。毎日クレーム処理や勤務調整や店舗成績表と対峙し休憩も取れない日もあります。売り出し期間やキャンペーン中は10日連続勤務などもあり得ます。
閑散期でも社員の割合は低いため連休などはほぼ取れません。土日も毎週勤務ですし大学時代との友人との付き合いは確実に減ります。
また、店舗売上高も自分自身の人事評定に関わってくるので、個人の実力が人事評価に反映しづらく、最初にどこに配属されるかで同期との差が開くこともしばしば。店長以上の役職に就くにはそれこそ店舗売上高や近隣の競合店舗との兼ね合いも絡んで、まさに運と実力の両方を兼ね備えていた人だけが昇格していきます。そうやってタイミングを逃したためにいくつになっても店長止まりの方もいます。会社からも見放され最終的には辞職という方をよく見かけました。
メーカーと違い成果主義が根強くあるので年功序列制度はほぼありません。逆に言えば実力次第では若くして本社へ抜擢され課長次長部長へと昇格していくことも可能です。給料面はできる人間は高く、できない人間はずっと低賃金です。
福利厚生は全員同じです。家賃補助や単身赴任手当、交通費支給などは整備されています。こういった箇所は外部からチェックされやすいためきちんと整備されています。ただし俗に言うリフレッシュ休暇などの大きな休暇は申請できる上司や店舗に巡り合えない場合はないに等しいです。こういった外部からチェックされづらい部分がかなりブラックに近いグレーになっています。
アルバイトでは見えない部分はこういったところでしょうか。新卒からのスタートでは、ハングリーさや将来へのビジョンなどを明確に持っていないと途中で挫折してしまうこともあります。そういった若手をたくさん見てきました。現在就職活動中とのことですので是非色々な方の意見も聞いてみて下さい。少しでも参考になれば幸いです。