専門学校を卒業して、今の病院に就職して4年目の看護師です。
卒後2年間は急性期病棟に配属されて、最初のころは覚えることも多くて、辛いことも多かったですが、日々学びが多く、また患者様の元気になっていく姿をみることにとてもやりがいを持って働いていました。いろいろな患者様、いろいろな疾患をみさせていただくことで、日々考えながらさまざまなケアを行っていくことに仕事がとても楽しかったです。
まだまだこの病棟で学びたいこと、やりたいことがたくさんありましたが、3年目になるときの4月の人事異動で透析室に異動になりました。
コンソールの取り扱い方やシャントへの穿刺など最初のころは覚えることがいっぱいで毎日、いっぱいいっぱいでしたが、一通り覚えると、毎日毎日、プライミング→穿刺→1時間おきの血圧測定→回収の単調な毎日が過ぎていくだけでつまんないです。患者をみているというより、コンソールを見ているという感じで看護って何だろうって分からなくなりました。
異動の希望も出したんですけど、通りそうにありません。いっそのこと、この病院を辞めて、他の病院に行こうかなとも考えています。
同じような境遇の人の意見を聞きたいと思い、投稿させていただきました。よろしくお願いします。
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- 透析室の単調な作業に看護師のやりがいが持てない。
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透析室の単調な作業に看護師のやりがいが持てない。312view
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回答
2件の回答
急性期病院の透析室で働いていたことのある男性看護師です。うちの病院では維持透析はしていなかったので、透析導入だったり、急性期で入院したほかの施設で維持透析をしている患者さんの入院中の定期透析をやっていました。導入期の患者さんへの指導なんかはやっぱり病棟がやるより、透析のことをよくわかっている透析室の看護師がやったほうが患者さんの理解につながったし、よくやっていたかな。
あとはやっぱり急性期で入院した患者さんはいろいろ気持ちの面で落ち込んでいたりするからメンタルのケアをしたりとか、あとは心疾患患者さんだったりすると透析中の急変リスクなんかも高いからより密な透析管理が必要で先生と相談しながら管理をして、無事退院を迎えて、維持透析室へ戻れたりすると、自分たちのやってきた看護の結果がみえた嬉しかったりしたこともあります。
ただ・・・、病棟勤務と違って夜勤がなかったり、給料面が厳しくて、辞めて、給料がいいところへと考えていた所、希望が通って病棟勤務にさせてもらいました。
最初に書いたことにも目を向けてみてそれでも辞めたいようなら、給料面なんかを条件に出すのもいいかもしれないね。そうすれば、辞めなくても病棟勤務に戻してくれたりするかも。
透析室3年目(2年目と3年目の間には6年間病棟勤務のブランクがありますが)の看護師です。
私も同じことを感じていたことがあったなと懐かしく思い、回答させていただきます。
私も卒後3年目で透析室に異動になりました。それまでは消化器・呼吸器の混合内科で急性期から慢性期まで幅広い患者さんのケアをしていました。私も質問主さんのおっしゃるように、プライミング→穿刺→1時間おきの血圧測定→回収の単調な毎日を感じ、穿刺と血圧測定、コンソールの基本的な操作ができればいいだけで看護って何だろう?と悩み、透析室1年目の頃は毎日辞めたいと考えていました。
しかし、それらはあくまでも透析業務の必要最小限です。質問主さんの施設がどうか分かりませんが、維持透析患者をみているようであれば、看護の果たす役割は基本的な透析業務以上に日常生活に目を向けて、心理・社会的側面、セルフケアに向けて関わることがたくさんあります。
末期腎不全だけでなく、必ず原疾患や合併症もあって、とても複雑な看護問題を抱えている患者さんが多く、そこに目を向けられた時、看護師の役割の重要さ、やりがいを感じて、いつの間にか透析室での仕事が大好きになっていました。
もろもろの事情があり、透析室は2年間でいったんは病棟に異動になりましたが、透析患者さんをもっと見たい、慢性疾患患者さんにしっかり関わりたいという気持ちがどんどん強くなっていって、大学院に進学して、慢性疾患看護専門看護師の資格を取得し、希望で、透析室に戻ってきました。あんなに透析室で辞めたいと言っていた私がまさかと当時いろいろ愚痴っていた同期たちに笑われています。今は、基本的な透析業務はもちろんのこと、セルフケアへの支援やフットケアに力を入れています。
ご質問を見る限り、質問主さんはとても看護に熱い方なのかなと感じました。ぜひ、基本的な透析業務にとどまらず、患者さんの背景にあるもの、心理・社会的な側面に目を向けてみてください。維持透析を受け入れていない施設であっても、急性期の状態にある人のメンタルフォローや病棟と連携しながら退院後のセルフケア教育なんかもとてもやりがいがあるかと思います。辞めるかどうかを考えるのはそういったことをやってみてからでもいいんじゃないでしょうか。透析看護、とても楽しいですよ。