病床のないクリニックに勤務しています。薬剤師歴は3年です。
学生時代の病院実習の経験からベッドサイドでの服薬指導をしたいと願っており転職を考えています。
私は患者さんとのコミュニケーションにやりがいを感じており、クリニックにおいても服薬指導に力を入れています。ですが、窓口の服薬指導業務というのは患者さんを待たせないというのも重要で、そのせいで時間ばかりが気になって思うような服薬指導ができていないように感じています。
患者さんは医師の診療で待ち、検査で待ち、会計で待ち、最後に薬局に来られるので、もう待ちくたびれて説明を聞くよりも一刻も早く帰りたいと思っている方も多いです。
病院のベッドサイドでの服薬指導ならそこまで時間に追われることがなく一人一人に満足のいく指導ができるのではないかと思っています。
病院薬剤師への転職についてアドバイスをお願いしたいと思います。
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回答
2件の回答
あまり重要ではない話かもしれませんが、私が病棟薬剤師を経験していて思ったことは、薬剤師の見た目も大事だという点です。
若い薬剤師と経験豊富な薬剤師と比べた場合、患者さんはやはり経験豊富に見える薬剤師の意見を聞き入れる確率が高いように思います。私自身は見た目が幼く見えることもありそれが悩みでしたので、清潔感がある程度にひげを伸ばしたりして幼く見えないように工夫をしていました。
知識や経験を増やすことで自信がつけばそれが患者さんに伝わるということもあります。説得力というのは治療をスムーズに進めていくためにも思った以上に大切だと思っています。
それから、面接の際のアドバイスですが、面接官に今されている話をそのままされると良いと思います。具体例を挙げて分かりやすいですし、臨床薬剤師への意欲も理解されやすいと思います。
患者様に接する職業ですから病院側は貴方の話し方や意欲、また他人の立場に立って考えられるかなどチェックされると思います。そしてこのことは就職してからも重要です。
確かにベッドサイドでの服薬指導は窓口とは違い時間の余裕はあります。患者様も帰る時間を気にする必要がないのでこちらも焦らずに説明をすることができ、私自身もベッドサイドの服薬指導の方が好きですね。
メリットは他にもあります。
まず、患者様自身のバックグラウンドを詳しく聞く時間もあるのでそれが指導に役立ったりすることです。良く話をするにつれて心を開いてくれる患者様もいらっしゃっいます。
またカルテを見て準備をした後に指導できるのも大きな利点です。医師や看護師からどのような指導を受けたのか、医師はどのような服薬指導を望んでいるのかを知ったうえで服薬指導できるので非常に効率的です。
これに対しデメリットですが、治療に関すること以外に時間をとられてしまうことが非常によくあります。患者様が話される内容はご家族のことでしたり、仕事のことでしたり、話題は様々です。
薬剤師はベッドサイドに座って話をするので患者様にとっても話しやすいということがあり、薬剤師が心理カウンセラーのような役割を果たさなければいけないこともあるくらいです。
ただ、他にも指導しなければいけない患者様もいらっしゃいますし、薬剤部内の調剤などの仕事も同時に進めなければいけないので、いかに患者様を傷つけずに、失礼にならないように話を終了させるかというスキルも必要になります。
服薬指導が終わるとSOAP形式で服薬指導記録を残します。クリニックでは服薬指導の記録はあまり残しませんよね。ですが病院ではこれが非常に重要です。今は電子カルテを使っている病院が多いので、薬剤師が残した記録は他の医療従事者もいつでも読むことができ、治療のヒントにもなり得る重要な記録なのです。
まだ薬剤師歴が3年とのことですが、クリニックで多くの患者様と接しているようですので、その経験は病棟服薬指導業務に大いに役立つと思います。