無事に理学療法士国家試験を突破して、晴れて就職活動を開始する者です。
実際に面接を受ける際に注意すべき点などがあれば教えてください!
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- 理学療法士入職の面接で注意すべき点は何ですか?
質問
理学療法士入職の面接で注意すべき点は何ですか?278view
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1件の回答
現役理学療法士です。何人か就活者の対応を行ったのでお話ししていきます。
求人は養成校やハローワーク、求人誌にWebなど様々な形で情報が手に入ります。自分が興味ある施設が見つかったら電話連絡を入れて求人状況の確認となると思います。
求人があればおそらく施設見学などを経て面接という形になります。もちろん、いきなり面接の場合もありますが、個人的には施設見学はおこなった方が良いと思います。自分に合うか合わないはもちろんのことですが、一番重要なのは施設のイメージを持っておいた方がいいからです。それは面接の際に、「当院のイメージはどのように感じられましたか?」と、聞くことが多いです。Webに載っている施設の情報は受験者として知っていて当然です。そんなのは実習生だって調べておきますよね?実際に見ないと希望施設の感想やコメントは難しいと思いますので見学は是非行いましょう。
さて、晴れて面接の機会を得ることができたらまずは服装・頭髪などを面接向けにしてください。服装は絶対スーツで、清潔感に心がけましょう。
医療職でスーツを着ることなどはそうありませんがやはり社会的モラルを考慮すればスーツが基本です。前に当院志望者が見学に私服で来られたことがありましたが面接にも至りませんでした。このような事でマイナスになるのは馬鹿らしいので正装をして行きましょう。また、ピアスは男女ともNGですので、ピアスカバーをつけていってください。他はヒゲ、明るすぎる茶髪はダメです。あと、女性のスッピンもダメです。面接用メイクをしてください。
面接が始まると様々な事を聞かれると思います。先述の病院のイメージなども聞かれますが、大抵は履歴書を見てそれに沿って話を聞かれます。学校のこと、実習のこと、自分が思い描く療法士像などがあると思います。時には医療に関する時事的なことも聞かれますし、全く関係ない事を聞かれることもありますのでテキパキと返答してください。履歴にネガティブなことがあればそれをフォローする対応も考えておいてください。学校の中退や転職のことなどがその一例です。ただし、前職場の悪口は絶対にNGです。嘘でもうまく取り繕ってください。
さて、面接だけで済めばいいのですが・・・。中には試験を行う視閲もあります。公務員系の病院はほぼ5教科あります。他にも療適性検査を行う施設、論説文の作成を要求する施設など形態は様々です。また、最近は療法士としての実技試験や国家試験の過去問を解かせるといった施設もあるようです。試験に関しては電話をかける際に教えてくれると思いますので対策できるところは対策しましょう。
最後に、コネというのも非常に重要な要素です。養成校の先生を伝って、卒業生を伝って、実習中にスカウトされるなど・・・。コネも様々あると思います。何かしらの繋がりがあれば必ずそれを活かしましょう。あるのとないのでは大違いです。ただし、コネで入職したら迷惑をかけられないという事も肝に命じて活動を行ってください。推薦する側も結構辛いものです。
特に脱サラして療法士を目指す方は本当に気合を入れて活動してください。新卒者採用は現役が非常に有利です。私の場合は最後の方まで決まらず、入職は皆より遅れて5月となりました。
そして性差もあり、理学療法士は女性が、作業療法士は男性が有利です。就活者は自分の持てるアドバンテージを最大限に活かして活動を行なっていきましょう。国家試験や臨床実習と比較したらなんてことはないと思います。