町の一般歯科に勤務して5年目の歯科衛生士です。
新卒から働いている歯科医院で、結婚後も少し勤務時間を減らしてもらい継続して勤務していました。しかし、このたび夫が県外に転勤することとなり、続けることが難しくなってしまいました。
単身赴任してもらうことは考えておらず、一緒についていくのは決定なのですが、転勤先にどれくらいいることになるのかなど先の見通しがまだ立っていません。
見通しが立てば引っ越し先の土地でも近くの歯科医院に勤務することを考えてはいますが、ある程度落ち着いて、片付いてから、夫婦とも環境に慣れてからになるでしょうし、すぐにというわけにはいかなさそうです。また、夫の仕事の先の見通し次第では、もしかしたら数年のブランクということも予想されます。
私もこれまでドクターや先輩にいろいろ教えていただいたり、研修に参加したりしてスキルを磨いてきたつもりですし、このままブランクが空くことを考えるともったいない気持ちでいっぱいになります。とはいえ、仕方のないことでもあり、前向きにできることをしていきたいと考えるようにしています。
そこで、お尋ねしたいのは、ブランクの間どのように遅れや後退を最小限にとどめ、再出発に備えることができるかという点です。どのようなことに注意して過ごせばよいか、先輩方や経験者の皆様に教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
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2件の回答
私の場合、双子が生まれて…、十年以上ブランクが空きました!
インプラントがメインのクリニックでの歯科衛生士業務は楽しかったのですが、日々勉強することが多く、それだけにブランクが空くと絶望的だという思いが強かったです。
でも、勤めていたクリニックのホームページをいつもチェックしていて、初めは何となく懐かしいとか、医院の改装やスタッフの入れ替わりなんかを興味本位で見ていたのですが、そのうち意外と勉強になることに気づきました。
新しい機械や技術を導入しました、などとホームページでアピールしているのを見るたび、それってどういう機械?どういう技術?という感じでいろいろ自分で調べるようにしました。ある程度ついていく助けになったんじゃないかと思いますよ。
結局、子どもの手が離れてから再就職したのは、インプラント専門ではない近所の歯科医院だったのですが、その時もやっぱり事前にその歯科医院のホームページを調べてから行きましたよ。
力を入れている方向とかもわかるし、そこの歯科医院がプライドを持ってやっている分野の新技術なんかが紹介されていたら、それも事前にどんな技術か調べてから行ったので、ちょっとは話について行けたんじゃないかな。
長くブランクが空いているとはいっても、あまりにも時代に取り残された感じは避けたいですよね。
今はインターネットのサイトもいろいろと発達しているし、ニーズに合わせて細分化しています。歯のことを知りたい人のためにけっこう専門的なことまで解説しているページもありますよ。
もちろんインターネットの情報は真偽のほどがどうか注意する必要がありますが、こっちは専門家なのでだいたいそんなに騙されることはないですよね。私はそういうページを見て、新情報を仕入れるとともに、自分だったら患者様にどう説明するかな?なんてイメージトレーニングもしていましたよ。
いろいろな事情で実際に臨床に立つことはできなくても、後退を食い止めるためにできることはたくさんありますよね。参考になればよいのですが、いろいろ工夫してみてくださいね!
ブランクが空くかもしれないという状況の不安さ、私にもよくわかります。
私は一般歯科医院で、ぺリオをメイン業務として経験を積んだものの、パートナーの海外赴任という問題が持ち上がり、同じような葛藤を経験しました。
海外といっても欧米の先進国ではなく、技術援助という業務柄、アジアなどのどちらかというと発展途上の国を、数年かけていくつか回るという話だったんです。現地の歯科医院で働くことなど考えることもできません。とはいえ、そのような厳しい環境にパートナーを一人で行かせるのではなく、ぜひ一緒に行ってサポートしたいという気持ちが強かったので、寂しいながらも退職に迷いはありませんでした。
退職時、院長はじめスタッフの皆さんが、数年後帰国したらまた戻ってきてほしい、というようなことを言ってくださったので、それがかなうかどうかはともかく、ブランクの間になまってはいけない!という緊張感が生まれました。
歯科の世界をはじめ、医療の世界は日進月歩です。歯科衛生士の専門誌を複数購読し、一時帰国のたびに持って帰っては読むようにしていました。新しい技術や耳慣れない概念が出てきたら、海外からでもネットで検索できますし、英語の関連資料などを見ることもありました。復帰してから「聞いたこともない!」ということがたくさん出てこないよう、アンテナを張るようにしていました。
実際に3年半のブランクを経て再度歯科の世界へ戻ってきたときは、残念ながらもともとの場所ではなかったため、はじめの歯科医院へ戻ることはできなかったのですが、ブランク中の努力は無駄ではなかったと思います。医院の違いによるものもあるでしょうが、バイオフィルムの概念など以前にはなかった・または重視されていなかった概念が、今では基礎になっていることもあり、もし常にアンテナを張って知識を更新していなかったら戸惑ったことと思います。
今はまた、妊娠・出産・育児にかかわるブランクを経験中ですが、同じようにアンテナを張って過ごすよう心がけています。先が見えず不安かと思いますが、地道な努力は報われますので、前向きにできることを頑張ってください。応援しています。