個人経営の歯科医院勤務の歯科衛生士、滅菌消毒に不満があります108view

個人経営の一般歯科医院勤務、歯科衛生士経験は2年と少しです。
新卒での就職当時より、学校で習ったことと実際の臨床現場で行われていることとの間に多少のギャップがあることに気づき、戸惑うこともありました。しかし、どの業界・職業もそのようなものだと思い、慣れるようにしてきましたし、実際いま当時を振り返ってみて、そのような戸惑いの中には幼稚なものもあったな、と感じています。
とはいえ、ひとつだけ、時間がたっても慣れないものがあります。それどころか、時間がたつとともに、ますます気になってくるのです。それは、滅菌・消毒に関することです。
トレイと基本セット、外科関連の器具はすべてオートクレーブでの滅菌ですが、そのほかのものはたいていアルコール消毒です。歯科助手さんがアルコールワッテでキュキュッと拭いて、元の引き出しに戻すのを見ると、何となく嫌な気分になります。
リーマーやファイルなんかは他院ではどうされているのでしょうか?うちの歯科医院のように、アルコールで拭いて、アルコールを浸したスポンジに刺すタイプのリーマーボックスに戻しているところはあるのでしょうか…。ハンドピースやコントラは?ダイヤモンドポイントやバーなんかは?超音波スケーラーの先は?
先輩歯科衛生士を含め、スタッフの皆さんはルーティンとして全く普通にこれらの消毒作業をこなしておられますし、院長には疑問や質問をぶつけられる雰囲気ではありません。

毎日モヤモヤしながら仕事をするのも嫌だし、かといって雰囲気悪くなるのも嫌だし、どうしたらいいのでしょうか。こんな滅菌・消毒のレベルが低いのがうちの歯科医院だけなのであれば、もっと良心的にきちんとしているところに転職も考えるほど、最近では思い詰めています。でも、ほかの歯科医院も似たり寄ったりだったら…と思うと前にも進めません。

皆さんの勤務先の歯科医院では、滅菌・消毒に対する考え方はどのようなものですか?理想と現実のギャップをどのように埋めておられますか?他院の状況を知りたいので、どうぞよろしくお願いいたします。

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回答

2件の回答

  1. alejactest 2017/07/04 6:26

    私のところは、恥ずかしながら、質問者様のところに毛が生えたようなレベルですね!
    私は、けっこう図太いほうなので、先輩歯科衛生士にもいろいろ質問しましたよ。その結果わかったのは、こういうのは理想とは程遠いが仕方のない面もあるということです。

    私の職場は、リーマーやファイルは超音波にかけてから塩化ベンザルコニウムにつけて水洗い、リーマーボックスに戻します。そこは違いますが、ハンドピースや超音波スケーラーの先については質問者様のところと同じようなものです。
    私も以前、特にリーマーやファイルが血まみれになることやその形状などから、感染を引き起こす可能性があるのではないかと気になっていました。それで、そのことを私の指導についてくれていた先輩の歯科衛生士に質問しました。そしたら、その方もはじめ同じように疑問を持っていて、親しかったドクターに相談したそうです。

    それでわかったのは、まずリーマーやファイルをふくめ根管治療関連の器具は、本来であれば一人一人使い捨てるのが基本であるということ。滅菌しようが、消毒しようが、使いまわしには変わりない。バーやポイントも、本来は使い捨てが望ましい。実際、自費診療の超高額のクリニックではそのようにしている。

    これでお判りでしょうか…。保険診療をしている限り、使い捨ては言うまでもなく、滅菌にかかるコスト(時間や人件費、器具の数を増やすことを含む)が、保険の根管治療代からはどうしても出ないということだったのです。だからそれでいいということにはなりませんが。でも確かに、それがほとんどの歯科医院でいまだにリーマーやファイルをアルコールで拭いたりちょっと消毒液につけて使っている理由なのでしょう。

  2. modica 2017/06/29 13:32

    滅菌・消毒に関しても、知識や技術は日々進化しているので、最新の教育を受けた新卒の医療関係者が、職場で長年実施されている古い滅菌消毒システムにショックを受ける、ということはよくあるようですよ。
    アルコール綿万能主義のようなシステムがいまだに横行しているのは困りますね!アルコールでは肝炎ウイルスは死にませんし。
    正直に申し上げると、最新のシステムからすると、お勤め先のシステムは30年ほど遅れをとっていると思います。
    私の勤めるデンタルクリニックでは、リーマー・ファイル、ポイントやバー、超音波スケーラーの先とハンドル、ハンドピースやコントラ、すべてオートクレーブあるいはケミクレーブで滅菌です。

    しかし、はじめからそうだったわけではありません。この数年、徐々に改善してきた結果です。ドクターと歯科衛生士で、滅菌・消毒に関して良心的な取り組みをしようと目標を立ててきました。改善前は、ハンドピースも超音波もすべて、それこそ「アルコール綿でキュッキュ」でした。リーマーやポイント類は、アルコールでは肝炎ウイルスが死なないため、ホルムアルデヒド浸漬を行っていました。
    それが当時私たちのベストだったのですが、ホルムアルデヒドは取り扱いに注意が必要で、薬液の残存も心配でした。幸い院長が、当時インプラント方面への発展を志していたことも追い風となり、ハンドピースなど買い替えの際は滅菌可能なものを購入するところから始めていただきました。

    助かっているのは、カセット式高速高圧蒸気滅菌機というものを購入してもらったことです。これは、容量は少ないですが、10分前後で滅菌が完了するものです。患者ごとに滅菌にまわすためにはかなり器具の数をそろえる必要があるのですが、この機械のおかげで短時間で滅菌できるようになりました。また、加熱・加圧の時間が短いため、リーマーや超音波スケーラーのハンドルといったものも滅菌が可能になりました。
    歯科衛生士は、機材・器具の管理も業務のうちです。そのため、歯科衛生士向けの滅菌・消毒関連のセミナーがあります。私の職場では、歯科衛生士のうち3人がセミナーに参加して、職場でミーティングを開いて共有しました。院長やドクターたちも、最新の内容について興味があり、いろいろと質問をされました。コストのこともあり、すぐに改善されたわけではありませんが、徐々に変化があり、現在ではけっこう良心的にできているんじゃないかと自負しています。

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