学生の頃に“音楽療法は人の心を癒す仕事だ“ということを聞き、自分なりに調べてボランティアのグループに入れてもらいました。月に2~3回介護施設を回って歌を歌ったり、リーダーの音楽療法士の先生のお手伝い(道具を作ったり歌詞を運んだり)をしています。
どこの施設に行ってもお年寄りは「懐かしい歌だねぇ」とか「楽しかったよ」と言ってくれ、中には涙を流している人もいるくらいで「ああ、今日も来て良かった」と思うことが多いのですが、この先を考えると、いつまでもボランティアのままではどうなんだろう?と、最近疑問に感じるようになってきました。
ボランティアの場合“ボランティアなんだから…”といった考えがどこかにあるようで、平気で当日キャンセルをする人がいたり、すぐに腹を立てたりする人がいます。
また、施設側でも“ボランティアだからこれ以上は言えない”と思っているのではないか?と感じてしまうこともあります。
リーダーの先生はきちんと音楽療法の勉強をしておられ、優しくてよく気が付くいい先生なんですが、音楽療法での私の役割は歌詞をホワイトボードに貼ったり、お年寄りの横で一緒に歌ったり、たまに吹かせてもらう趣味で習っていたフルート以外は何もすることがないように思います。
現在は一般の会社で事務の仕事をしているのですが、休み時間も音楽療法の本を読むくらい音楽療法にハマっています。それなら一層音楽療法士へと転職した方がいいのではないかと思ったりもするのですが、日本での音楽療法の仕事はまだ確立されていないということなので正直言って今の会社をやめて音楽療法士になるのは収入面でやっていけるのかな?と不安になります。
自分勝手な質問だということはわかっています。でも、音楽療法に詳しい方からの意見や情報がほしいのです。よろしくお願いします。
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3件の回答
私にも一言いわせて欲しいと思い筆をとりました。
私もあなたと同様、音楽療法を知って老人ホームを回っているグループに所属していました。まだ慣れていないからかもしれませんが、私は歌詞貼りもさせてもらえませんでしたよ。いつも楽器を用意してはそれを配るだけでした。だからお手伝いでありながらフルートの演奏をさせてもらえるなんて私には考えられません。
もちろん私の場合もボランティアだったのですが『そんなもんなんだ』といつも思っていました。
グループの中での意見の食い違いがあり険悪ムードになったので辞めてしまいましたが、今から思えば療法する側が仲間割れしているようじゃあダメですよね。あなたが所属しているグループはまだ良いグループなんじゃないでしょうか?
本当に有償の音楽療法をしたかったら、それに見あった療法士になることですね。しっかりと頑張ってください。
音楽療法の認定を取りビジネスとして有償で音楽療法を行なっている者です。
たまに実習生やボランティアの人が手伝ってくれることがあります。実習生の人たちは音楽療法士を目指しているわけではなく、それぞれの専攻の単位のため参加しているのでこちらとしても承知しているのですが、厄介なのが音楽療法士を目指しているボランティアの人です。
もちろんボランティアの中にはよく手伝ってくれ力になってくれる人はたくさんいます。
しかし、相談者の方が言った通り「ボランティアなんだから」「お金をもらってはいないから」「そこまですることはないよ。ボランティアなんだもん」という人が少なくありません。
私が思うには、もしあなたが本気で音楽療法士になりたいのであれば、今の仕事を辞めてでも職業としての音楽療法士になるべきです。療法士というからには人のためにならなくてはいけません。生半可な気持ちでは音楽療法士にはなれないということを知って欲しいと思います。
まず、音楽療法に詳しい人からの意見や情報が欲しいというのであれば、今一緒に行なっている音楽療法のリーダーの先生に相談してみればどうなんですか?身近な人の意見が聞けるなんて有り難いことだと思うのですが、何か相談できない理由でもあるのですか?
また、歌詞を貼ったり、お年寄りの横で一緒に歌ったり、たまに吹かせてもらうフルート以外何もすることがないと思っているようですが、何をしたいと思っているのでしょうか?
お年寄りが歌うための歌詞の用意や、お年寄りと一緒に歌うことは音楽療法の重要な仕事だと思います。それに趣味で始めたフルートを吹かせてくれるプログラムをリーダーの先生は考えてくれているのでしょ?嬉しいことだと思いませんか?私があなたの立場なら喜んで続けると思いますよ。
リーダーの先生はあなたがお年寄りと一緒に歌っている姿をよく見ておられるはずです。あなたが必要であるなら、そのうちプログラムの作成や1ブロックを任されるようになると思うのですが。
収入に繋がる仕事になるのかどうかはそれからの話ではないでしょうか?