動物飼育員の転職と学歴・学部についてコメント下さい。学歴不問・体力重視という印象がありますが。
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動物飼育員の転職と学歴・学部について330view
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回答
1件の回答
動物飼育員の募集要項での学歴条件はさまざまです。中卒・高卒・大卒で区分した募集要項を提示する動物園もあれば、学部を指定した大卒を条件にする動物園もあります。
ここでは
・大学
・専門学校
以上2つに分けて書いてみます。
>学歴不問・体力重視という印象がありますが。
これは動物園によると思います。
●大学について
大卒の場合、生物・獣医・畜産など農学部で勉強してきたことを、受験条件にあげている動物園があります。動物飼育員を目指すため、社会人として就労していた人がいったん退職し、関連学部を持つ大学に入学して勉強しなおす人もいます。大学によりますが、農学部では生身の動物を実際に扱う実習がカリキュラムに多く含まれているので、これらの実習経験は動物飼育員になった際にプラスになるでしょう。
学芸員資格を取得に向けて、博物館学課程に関する授業を受けるため大学に通い、博物館実習で動物園を選び経験を積んでおく方法もあります。
教員資格や幼稚園・保育園などで、幼児~学生を相手にする過程を勉強してきた人も、動物飼育員になる際にプラス条件となるでしょう。
もちろん他の学部を卒業している人も動物飼育員として活躍しています。
●専門学校について
動物飼育員を目指すにあたり、高校・大学を卒業後に専門学校への入学を選ぶ人が多くいます。また社会人として他の職種で働いていた人が、仕事を辞めて専門学校で学ぶケースも多く見られます。
専門学校によりますが、専門学校に通うメリットの1つとして、「就職情報が入りやすい環境であること」があげられるでしょう。
動物園業界と人脈を持つ講師や事務スタッフが多い専門学校では、就職に関する情報や欠員情報がいち早く入ってくる傾向があります。
動物飼育員養成をカリキュラムに入れている専門学校は全国に多く存在します。しかし、その授業内容には大きな違いがあるといわれています。
入学を希望するときは、オープンキャンパスを活用したり講師陣を確認するなど事前に学校を十分リサーチし、自分の目標に沿った勉強ができる専門学校を選ぶようにしましょう。
当たり前のことですが、動物飼育員は上記のような学部や専門学校を卒業したからといってなれるような職種ではありません。
また、募集そのものが少ない中で転職を希望する場合、学歴よりむしろ職歴が重要視される部分があるのも事実です。どれだけ転職にあたって準備を進めていても、募集そのものがないといった状況が長く続くことも否定できません。
これらを踏まえた上で、転職活動を進めていきましょう。