去年の試験で司法書士試験に合格したので、今の会社を退職して司法書士事務所に就職したいと考えています。
私は、もともと独立できる資格というところで司法書士の道を選択しました。ですから、ある程度の実務経験を積みましたら、転職先も退職して、事務所を立ち上げようと考えています。
司法書士の業務としては、いろいろな業務があると思いますが、裁判事務と不動産登記を中心に事務所経験を積みたいと思っています。転職先としては、どういったところがいいのか悩んでいます。やはり大きい事務所の方がいいのでしょうか。
ただ、独立するのであれば、当分は自分ひとりの事務所になりますので、小さい事務所で細かい仕事も経験した方がいいのかとも考えています。
あとは、ほかに経験を積んだ方がいい業務があれば、合わせて教えていただけるとありがたいです。
私は今中規模の会社で総務の仕事をしています。法務関連は専門の部署があるので、特に法律に関係した業務は担当していませんでした。ただ、総務の仕事ですので、コミュニケーションを取りながら、いろんな手配をしたり、社内の書類をチェックしたりはしておりました。
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独立を見据えて、司法書士事務所への転職を考えています134view
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3件の回答
私は、大手司法書士法人で補助者をしています。大きい事務所の方がいろいろな仕事ができると思って入社しましたが、私のいる事務所は完全に業務分けされていて、私ができる仕事は、全然種類がありません。
私が今している業務は、銀行からいただいた案件の申請書作成ですが、住宅ローンが完済した後の書類作成なので、抵当権の抹消書類を一日に何十件も作るだけの業務です。合併してるときは、合併移転の申請書も作りますが、作る書類は抵当権抹消登記と、抵当権移転登記しかありません。毎日同じような書類を作ってるので、いい加減嫌になります。
確かに司法書士法人として受けてる業務はたくさんありますが、補助者の私が関われる業務はほんの少しです。もう2年くらいになるので、上司に別の業務をしたいと伝えましたが、取り合ってもらえませんでした。残業も多いし、実務経験も積めないし、時間を無駄にしてるようですごく焦ります。正直、私も転職を考えてます。大手でしかできない仕事ができると思ったから、残業多いのを我慢して働き始めたのに、これじゃあ意味ないです。
次の転職のときは、大手だってだけでいろんな仕事をさせてもらえると思って転職するんではなくて、面接のときにいろいろ聞こうと思います。
ほんとにいろんな事務所があると思います。実務経験が目的なら、面接のときにいろいろ聞いて決めたほうがいいと思います。
司法書士法人で勤務中の司法書士です。事務所は全国に2か所で、20名の事務所です。業務は、不動産登記をメインにしています。大手不動産会社から定期的に業務を受託しており、毎日10~20件くらい不動産取引があります。僕は司法書士登録をしているので、業務としては不動産取引の立会業務を主に担当しています。補助者の方は、申請書作成や法務局回り、銀行回りなどをしています。
申請書作成は数多くありますが、不動産会社からの案件のため、申請書の内容は決まった形が多いです。変わった案件は10本に1本くらいになると思います。
ただ、司法書士として独立したいと思うなら、申請書作成より、取引先に対する営業方法を学んだ方がいいと思います。変わった申請書を作ろうと思うなら、本を読んだり、法務局と事前に打ち合わせしたりすれば失敗することはまずありません。
それよりも、新規で事務所を立ち上げるなら、営業して仕事を取ることの方が重要になってくると思います。特に不動産会社には、どこも司法書士がべったりついていますので、新規で入り込むのは、想像以上に難しいです。
僕は、試験は通りましたが、営業が苦手なので、今のところで営業のノウハウを学んで独立しようと考えています。営業を学ぶなら大手の方がいろいろな人がいますので、自分にあった営業の方法が学べると思います。それに、案件自体が多いので、関わってくる仲介業者さんや銀行さんの人数も多くなります。いろいろな人と話すこと自体が自分の営業スキルを上げてくれると思っています。
僕の周りでも、独立している友人も多いですが、思ったより仕事が取れないと言っている友人が多いです。独立できたらそれですべてがうまくいくという仕事ではありませんので、いろいろ準備をしてから独立した方がいいと僕は思います。
私は、司法書士事務所で補助者をしている30代半ばの女性です。事務所のメンバーは司法書士2人、補助者2人、パートさん1人の計5人になります。先生は30代後半の先生で、業務内容は不動産登記と商業登記が半分ずつくらいです。
昔は裁判事務がメインのようでしたが、今はあまり裁判事務の受託はありません。過払い請求の事件が多かったころは、私の勤めている事務所も裁判事務が多く、仕事の8割が裁判事務によるものでした。ただ、過払い請求の事件がひと段落してしまい、今は裁判事務の案件はほとんどありません。過払い請求事件以外の裁判事務は、もともと数もそんなにありませんでしたし、弁護士の先生の数も今は多くなってきましたので、司法書士が入り込む余地が少なくなってきたようです。
そのあと、税理士の先生や弁護士の先生からお仕事をいただくようになりましたので、今は、不動産登記と商業登記関連がメインになります。
私の事務所は小さいところですが、士業の先生からお仕事をいただいている関係上、変わった案件が多く、件数自体はそんなにありませんが、実務経験を積むにはとてもいい事務所だと思っています。小さい事務所は案件が少なく、雑用が多い事務所もあると聞きますが、私の働いているところはいろいろな案件がありますので、小さい事務所もよかったら検討してみてください。