百貨店の外商とはどういう仕事ですか?117view

この前テレビで百貨店の外商が登場するドラマが放送されていました。主演の方がとてもかっこよくて、外商というのはどんなお仕事なのか興味を持ちました。
働かれている方にお聞きしたいのですが、実際に外商というのはどういったことをするお仕事なのですか?

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1件の回答

  1. marietta-92 2017/04/05 14:18

    一般的に百貨店というと商品売場を想像されると思います。実際に百貨店の売上もその売場の数字が大きな割合を占めます。そんな中で外商という仕事は百貨店にある商品、もしくは百貨店にないものでも、取り寄せてお客様のご自宅もしくは職場で販売するという形態の仕事です。

    この外商のお客様には誰でもなれるというわけではなく、ある程度の信用、信頼のおける一定条件をクリアした方が外商というシステムを利用することができます。そのため、外商のお客様は富裕層の方が多く、お買い上げ頂く金額も大きいため百貨店としては上顧客として大切に対応していきます。
    例えばお米がなくなったので注文したいとか洗剤がきれたので新しいのを持ってきて、などの普段の生活に必要な商品などもお客様から注文が入ればお持ちすることになります。極端な場合、注文などではなく、電球がきれて点けられない、であったり、息子が就職するので贈り物選びを手伝ってほしい、などといった特殊な要望にも応えることがあります。そうしたコミュニケーションを繰り返すことでお客様からの信頼を得て大きな注文につながっていくのです。

    外商への依存度、もしくは比重の置き方は各百貨店によって様々です。
    大都心の百貨店のように売場での売り上げが大きく見込めるところではそれほど外商の比重は大きくならないでしょうし、逆に非都市部の来店客数が限られるところでは一部の上顧客の売上が大きな意味を持ってくるので、外商マンの数、そしてそれらにかかる費用も大きくなります。
    それらの一例を挙げると、土日祝などの、一般的にお客様がお休みの日には外商主催の展示会をほぼ毎週開催します。これは百貨店のフロアを利用する場合や別の会場を貸し切って行う場合があり場所は様々です。そしてお客様へのおもてなしとして食事やデザートをふるまうこともあります。
    これらの行為はすべてお客様が商品を購入していただくために行う手段であり、その機会に買っていただけなかったとしても、商売を次につなげるために重要な手段だと考えられています。

    ただ、百貨店業界全体の売上が落ちているなか、本当にこれらの費用が必要なのかどうかは最近では問われている問題です。そして外商のお客様ならではの売上のかなりの部分を占めていた、お中元、お歳暮についても近年はその数、売上が減少してきており百貨店にはそれをカバーするための対策の確立が急がれています。
    また、外商のお客様の年齢層も上がってきており、顧客層をどうやって若い世代にシフトさせていくかが今後の課題です。

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