両親の美容室を引き継いでちょうど2年経ちました。
70代の両親は今は引退して店舗の奥にある自宅でゆっくりしてます。
たまに店がいそがしくなるとヘルプしてくれたりとまだまだ心強い存在です。
同じく美容師をしている弟と一緒に引き継ぎましたが、こちらもしっかりもので心強いです。
当初は弟はお店を引き継がず、私一人でやる予定でした。
でも女一人での店は何かと不用心だと、心優しい弟が一緒にお店をやってくれることになりました。
(弟も店長としてバリバリ働いていました。)
現在私は1日に平均7人ほどのお客様をこなし、売り上げは1日に平均7万円ほどです。
弟も同じ感じの売り上げ金額なので、なかなか美容室としてはいい方なんじゃないかなと思います。
全て両親が担当させて頂いていたお客様がほとんどです。
そこでご相談なのですが、、、
客層は年配の方ばかりなのですが、これからもっと若い層の集客数を上げたいと考えています。
どうしたらいいでしょうか。
というのは、先日営業にこられた美容室クーポンのサイトでおなじみの某企業の営業マンにも
ぜひ掲載しましょうと押されてるんです。
やはりクーポンを作って新規客を獲得するというのが一番早いのでしょうか。
ちなみに私と弟が以前勤めていたサロンで今まで担当させて頂いていたお客様ですが、
あまりにも離れているので今の店にいらっしゃるのは物理的に難しいです。
以前のサロンを辞める前に全て後続のスタッフに任せてきました。
今後、新しい若手のスタッフを募る事も視野にいれています。
やはりクーポンを使うのは新規顧客獲得に有効なのでしょうか?
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2件の回答
うちのサロンでは「癒し」に取り組んでますよ。
以前サロンで大々的にお客様アンケートを取った結果、お客様にとって美容室は非日常の空間だからひたすら癒されたいと思っている、ということが分かりました。
そこでまずは、内容を選んでいただけるお茶とスイーツのメニューを出す事に。
近所のケーキ屋さんの焼き菓子でスーパーで販売していないものを、とこだわってます。
そして、チェアを座り心地のいいものにかえました。腰痛持ちの方なんかはパーマやカラーの待ち時間がイヤっていう方が多いんです。
その待ち時間にフットマッサージやハンドパラフィンパックを希望される方には取り入れることにしました。
曜日によってはネイルサービスなんかも行ってます。
シャンプーはアロマ系のもので気分によって選んでもらったり、気持ちよいシャンプーのハウツーを徹底的に勉強してます。
これらはとくに主婦層に大人気です。
主婦ってお茶しにカフェに行ったりマッサージ屋さんに行ったりすることに罪悪感を持つ方が多いのです。
で、美容室でそれらを難なくできるから、また行こうかなと多くの方が思ってくれたようです。
うちのサロンは若年層の新規客は敢えて見込まず、これからも主婦層に徹底します。
クーポンでの客数アップは長い目で見ると疑問を感じます。それにガラっと空気が変わるので元々のお客様も入りにくくなる。
何かプラスアルファのサービスってコストがかかるし大変なのですが、やはりリターン率はぐっとアップして、紹介率も徐々にアップしてます。
新たなスタッフを迎えるなら、前の方がおっしゃっていたように福利厚生は充実してあげないと今時の子はみんな離れていきます。
何か他のサロンとの差を考えてみてください。周りのサロンがしていないことは何でしょう?
うちにも来たその某サイトの営業マンには悪いけど、お断りしたことあります。
いま多数のヘアサロンがそのように最初の割引セット価格のクーポンで集客をはかるということをしてますよね。でも、実際お客様の声を聞いてみると、様々なサロンのクーポンを使いって次々に新しいサロンに行くということをしている方もいる。なのでなかなか美容室が定まらない。美容師ジプシーですね。特に若い方、その中でも女子大生やOLさんたちに多いです。コンビニよりも多いとか言われている街の美容室、残念ながらつぶれていく店も多いです。そんな中、他店と同じようなことをしていて「いい」と言えますかね?
わたしが思うに、クーポンを出すようなサロンは正直繁盛店は少ないように思うのです。リピート率が少ない。これじゃあ痛いですよね。長い目で見ないといけません。
ということは、他店との区別を出していくのが一番堅実です。地味ですが、これを積み重ねることによってリピート客数も増えていきます。
わたくしどもの経営するサロンでは、キッズルームを設け、小さいお子さん連れでも気兼ねなく来店していただけるようにしました。女性は口コミの力がありますから、お友達繋がりでママさんからママさんへと次々に広まっていき、平日の昼間の営業がとても忙しいです。幼稚園ママさんなんか、特に口コミ力ありますよ。幼稚園って、働いていないママさんが多いので、平日に子どもが園に行ってるあいだに美容室に来るみたいです。乳幼児の下の子がいても、キッズルームがあるから安心って思ってくれてます。キッズルームでは専属の保育士さんに来てもらってて本格的にしてます。そして、キッズルームの中にカメラを設置して、ママが施術してる間もタブレットで見られるようにして安心感を持ってもらってます。
もう一つ大事なのは、働くスタッフの待遇を良くすること。働いてくてれるスタッフの支えあってこそだといつも感謝してます。もちろん気持ちだけではなく、出すとこは出しますよ。講習会代の実費負担や、その前後の食事代。月一の食事ミーティングや新年会忘年会など。正直金銭的に厳しいですが、和気あいあいと楽しく働いてくれるなら何よりです。トピ主さんのサロンで新たにスタッフを雇うことになったら、高待遇で迎えてあげてください。福利厚生もしっかりしていて、有給もあり、完全週休二日制にしています。スタッフの定着率が以前に比べてスゴく良くなりました。みんな仲いいしね。そういったところもサロンの雰囲気を作っていてお客様に伝わるんじゃないかな。
文面から、ご両親が築いてきたサロンを大事にしたいという姉弟さんのお気持ちが伝わってきました。今までのお客様を大切に、そして少しずつ改革していけたらいいですね。