責任感の重さや飼い主様の希望にかなう治療ができないストレスでつぶされそうです。
このまま獣医師を続けていくか真剣に悩んでいます。
6年間獣医師免許を取得するため、大学に通い、いろいろな実習やテストをこなし、無事卒業試験もパスすることができました。5、6年生にて獣医師国家試験対策も万全に行い、幸いにも一発にて国家資格である獣医師免許を取得することが出来ました。
実家から通える範囲の病院をいくつか選び、就職を念頭に実習をさせて頂き、今現在勤務中の動物病院への就職を決断致しました。早いもので今年で臨床獣医師としての勤務も3年目になります。新卒から今まで同じ動物病院で、他の病院で勤務した経験はありません。
ちなみに、今の動物病院のスタッフ内容は、院長、代診獣医師3人、動物看護師4人、トリマー2人です。
今の一番の悩みは、獣医師として臨床現場で一通りの疾患を診てきましたが、自分でできる治療の限界を感じていることです。また、昼夜問わず、モニターが必要な重症患者の担当になった際の重責、長年治療を行っていた子達が亡くなった際の精神的苦痛なども耐え難く感じる今日この頃です。飼い主様とのやりとりがうまくいかないときなども途方もなくストレスを受けてしまいます。
かなりの努力と、心持ちでこの職業についてみたものの、今のままでは続けていける自信がありません。
今現在、臨床現場でがんばっていらっしゃる獣医師の方々、および、動物病院勤務から企業や公務員に転向なさった獣医師の方々、あるいは、まったく獣医師とは違う道に転職された方がいらっしゃいましたら、ぜひともご意見を伺わせて下さい。
よろしくお願い致します。
質問
重責に耐えられず、獣医師を続けるか転職するか悩んでいます1339view
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回答
3件の回答
質問者さんの勤務先の院長や代診はどんな人たちなのでしょう。
というのも、ひと言で動物病院といっても、方針や規模によって、同じ獣医師でもかかる責任の重さって違うと思うんですよ。
僕の知り合いの勤務先の院長は、手術からなにから自分でやりたい人で、代診獣医師にはいっさいメスを握らせないという徹底した人でした。初診患者も全て院長診察で、代診はワクチンやフィラリア・ノミ予防しか診ないということでした。知人はモチベーションの高い獣医師で、やりがいが全くないと言って違う病院に移っていましたが、これ、裏を返せば、責任感もないってことですよね。
おそらく質問者さんの院長は、かなり代診にいろいろ任せる人なのではないですか?まだ一つの動物病院でしか勤務経験がないようなので、獣医師の転職などを考える前に、全く方針の違う病院に勤めてみたらどうかなぁと思った次第でした。
そういう僕は、新卒から公務員勤務なので、全く動物病院に勤めた経験はないんですけどね。
大学時代の親友が卒業以来ずっと臨床の現場で働いているので、かなり色々話は聞かされているので、なんだか身近な相談だと思って。
身体を壊しては元も子もないので、自分の健康を一番に考えた上で、この先のことを考えたらいいんじゃないでしょうか?
自分は、企業に転向しちゃいましたね。
動物病院には、一年勤務してたけど、全くプライベートの時間ももてなくて、時給にしたらコンビニの店員より安いじゃんと気づいたときに、もう臨床はこりごりだと思って。やりがいうんぬんは、自分あってのものだからね。
その後の就職先は、色々調べて検討したけど、給料がそれなりにしっかりもらえることと、福利厚生に手厚いなどの条件を重視して、ペットフード主体の企業に就職を決めたよ。就職後は、新しい仕事に慣れるまで少し時間がかかったけど、今ではルーティーンにも慣れて、勤務時間もしっかり決まってるし、自分の時間も充実してるし、これで満足してるよ。
私ととても似通った状況だと思い、書かせてもらっています。
私も動物病院勤務2~3年目に同じような気持ちになり、朝起きるのもおっくうで、通勤の準備をしていると頭痛がするといった状態まで行ってしまいました。
その当時、担当していた患者もいたため、しばらくがんばって勤めていましたが、このままでは身体も心も壊れてしまうと思い、健康上の理由と称して、辞めさせてもらいました。
退職後は、もぬけの殻のように数ヶ月のらりくらりと生活していましたが、ある朝目が覚めて、やはりこんなにつらい思いを味わっても、ここまでやりがいのある仕事は、自分には獣医しかないのだと気がつき、その日に出身大学に連絡をとって、一から研修生として勉強し直すことにしたのです。結局は、自分に自信がないから、そこまでつらいと感じてしまったのだと感じたからです。
その後も色々大変なことはありましたが、今も臨床獣医師として勤務しています。
自分は、あの時踏ん張ってよかったと、だからこそ今の自分があるのだと思っています。
なので、質問者様にも、違う環境でももう一回がんばってみたらどうかな、と出しゃばってみました。
どの道を行くにしても、悔いのないようにして下さいね。