転職で「いい」出版社を見分ける方法ってありますか72view

出版とは別の業界に就職しましたが、やっぱり編集の仕事がしたいので、出版社への転職を考えています。
(編集プロダクションでも経験を積める環境があることはわかるのですが、今回は出版社のみに限定させてください。編集プロダクションから出版社へ入るためにもう一回転職活動が必要になってしまうので。)

業界未経験ということもあり、編集のアシスタント的なポジションからのスタートでも問題なく、現場に入ることを優先させたいので、文芸だろうが、教科書だろうがジャンルも選り好みしないつもりです。

ただ仕事内容に関しては、どんな本を出版しているのかを調べればある程度の判断はできるのですが、各出版社の経営体質だけはいまいち不鮮明で、対策が立てられないというのが現状です。
今の会社が、経営という点に限れば安定している会社ということもあり(某大手製造メーカーです)、転職するのであれば、一応そういった側面にも目を通しておきたいと考え、質問させていただきました。

現在、日本には3,000社もの出版社があるとのことですが、求人募集の内容以外で、出版社の経営的な実情をいいか悪いか見分けるような方法はありますでしょうか。

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回答

1件の回答

  1. gerardo_t 2017/05/31 20:39

    フリーランスでコンサルティングをやっている者です。

    出版ニュース社発行の『出版年鑑』2016年版によると、日本の2015年の時点における総出版社数は3,500社足らずとなっています。さらには2015年の書籍の新刊点数は約8万点、実売総金額は8億円足らず、1社あたりの新刊点数は23冊ほどとのことです。
    およそ20年のあいだに、3,000億円ほど市場が縮小し、1,000社もの出版社がなくなっている計算になります。

    ですから、経営視点で見ればどこも苦しいというのが実情ではないでしょうか。

    おまけに書籍づくりをメインとする出版社の場合(日本の出版社のほとんどがこれにあたります)、1冊1冊が独立事業になってしまうため、どうしても不安定で先が読みづらいという傾向が出てきます。
    出版社名で本を買う人は存在しませんし、内容を吟味して本を買うっていうのが一般的ですから、これは1冊1冊の企画がいかに重要であるかということを物語っていますね。

    でも企画にしても、うまくいった場合はその企画者や編集者がいるから成立したともいえるわけで、何らかの理由で彼らがその出版社からいなくなってしまえばクオリティを維持できなくなって、一気に経営が立ち行かなくなる可能性も存在します。
    雑誌にしても同様で、雑誌は収益性が高いという利点があるがゆえに(毎月利益が出るから)、各出版社ともに雑誌の部数を伸ばして業績を上げてきましたが(1980年代とかの話です)、現在の雑誌の凋落は言わずもがなで、各社とも雑誌は完全なお荷物状態となっています。
    つまり本当に転職して人生を託せる会社なのかどうかは、過去の実績や外面だけでは判断できないということです。

    具体的にはまず、新卒を大量に採用している出版社、中途をいつも募集しているような出版社に気をつけるべきでしょう。社員が次々に辞めていってる可能性が高いです。
    これは同時に、新人を教育する力がないことも意味しています。

    また新刊の発行数が異常に多い会社もヤバいですね。目先の操業資金が欲しいだけで、経営は自転車操業状態かもしれません。企画の底が浅く、内容の薄い新刊になることも1つの目印になります。

    さらには何か1つヒットを出しただけで一気に事業を拡大しているような会社も避けたほうが無難です。
    それに続く作品が二番煎じ、三番煎じのどうしようもないものになっていませんか。
    これは編集そのものに力が備わっていない証で、ただの一発屋で会社が縮小する可能性が大ありです。

    最後に意外と盲点になるのが給与の高さです。
    出版業界大手を中心に高額の給与・ボーナスで知られる会社がいくつかありますが、そのような高給は冷静にみるのであれば、疑問と言わざるを得ません。
    業績が上がっている・業界が拡大しているというような実質がともなうのであれば、それを社員に還元するのも理にかなった経営となるのでしょうが、現在の日本経済の状況や縮小を続ける出版業界の市場規模をみる限りは、正気の沙汰ではないといえるでしょう。もちろん、10年後、20年後は誰にもわからないことではありますが。

    以上、思いつくままに列挙してみましたが、経営の基本は人材を大事にすることでもあるはずなので、人という観点で物事を見ていくことも成功する確率を上げる秘訣になるかもしれません。

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