新聞記者の年収相場ってどんなもんですか?勤務する新聞社、また配属先によって大きな幅が生じると思いますし、一概に相場を提示することは難しいと思いますが、全国紙と地方紙の年収比較や、一般的な基本の手当て、内勤記者と外勤記者の給料の違いについて回答頂けると嬉しいです。
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【全国紙と地方紙それぞれの年収相場】
厚生労働省が行った平成27年賃金構造基本統計調査によると、39歳の新聞記者の平均年収は、約824万円とされています。ただし全国紙と地方紙の年収相場を比べてみると、小規模の地方紙は約500万円、中規模のブロック紙は約750万円、社員1000人以上を抱える全国紙などでは約1000万円などと非常に差があることも、同調査で分かっています。
しかし全国紙も地方紙も、基本的な給与手当ては同じシステムのところが多いです。例えばほとんどの新聞社が、年齢が上がるごとに給料もアップする年齢給や役職手当てを設けているほか、出社や取材の際に車や交通機関を使う場合は、ガソリン代や交通費を支給し、住宅補助制度などの福利厚生制度を設けています。
新聞記者の年収が高いのは一般的な企業と比べて勤務時間が多く、昼夜問わず仕事に出なければならないのでとてもハードだからです。ただ残業時間に上限を設けている会社も多く、それを超えてしまった分はどれだけ働いてもサービス残業扱いとなってしまいます。ニュースはいつどんなときに舞い込んでくるか分からないため、新聞記者がなかなか残業時間を調節できないのは厳しいポイントでもあります。
【外勤記者と内勤記者の収入の違い】
同じ会社に勤める記者とはいえ、内勤と外勤でも手当てが違うため給料に差が生じます。
例えば外勤記者の場合、電話取材をすることも多いのでそれを補填するために通信費補助を設けていたり、仕事用携帯電話を貸与したりするのが一般的です。また特ダネを書いたり、連載企画が好評だったりした場合は、会社から表彰されて臨時収入を得ることもあります。しかし、外勤記者はどうしても仕事柄、取材相手との関係を保つために付き合いが頻繁に入るほか、ゆっくり自炊をしている時間がなかなかないため、特に飲食代の出費がかさみがちです。
外勤記者に対し、紙面を組んだり校閲したりなど、社内で新聞製作に携わる内勤記者もいます。内勤記者は通信費の補助がつかない場合も少なくありませんが、勤務時間は紙面印刷が開始する真夜中までに及ぶため、残業手当とは別に深夜手当てがつく会社も多いです。また外勤記者と違い、外部との飲み会頻度は少ないので出費を抑えることもできます。
給料に差は出ますが、どちらの仕事に就いたとしてもやりがいはありますし、ハードな面も存在するということは覚えておくとよいでしょう。