新聞記者の仕事内容について教えて下さい177view

新聞記者に憧れており、入社を希望しています。取材して記事を書くことは分かるのですが、それ以外の仕事も含めて、具体的に教えていただけるとうれしいです。

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回答

2件の回答

  1. chacha 2017/05/22 12:07

    記事を書くだけが記者の仕事ではないということをご存知ですか?
    本社には校閲部や紙面編集・整理部と呼ばれる「記事を書かない記者」が所属する部署もあり、新人ベテラン問わず適性や希望に応じて配属されます。
    校閲は紙面掲載前の最終関門として字句の直しや用字用語、事実関係のチェックを行います。紙面編集・整理部は原稿の価値判断を下し、紙面へのレイアウトや見だしをつけます。どちらも新聞発行の中枢とも言える部門です。
    取材部門に所属する記者も、最近は原稿を書くだけが仕事ではなくなりました。写真を撮ることはもとより、事故現場で動画撮影を行ってホームページで速報したり、紙面とは違った切り口で電子媒体に執筆したりすることも増えました。
    取材したニュースを読者や社会にどんな方法で伝えるかを、記者自身がさまざまな選択肢から選び、取り組むことも求められます。

  2. felicitas 2017/05/18 8:49

    新聞記者の仕事は、その名の通りニュースを取材し、新聞の記事として書くことになります。
    一般紙を例に説明しますと、ページを開けば政治、経済や国際問題から事件、事故、さらにはスポーツ、文化、果ては町内会のお祭りまで、私たちの暮らしに関わるさまざまな出来事が掲載されています。すべてを1人の記者が取材することはできないので、担当する分野を一つ、もしくは複数持ちます。その中で「時事性(ニュースとして伝えるべきか)」「社会性(社会がよりよい方向を目指す記事になるか)」「娯楽性(暮らしに潤いや楽しさをもたらす記事になるか」を考えながら取材し、読者や世の中に伝えていきます。

    新聞社に入社し、研修を終えると地方都市に拠点を構える支局・支社に配属されるのが一般的です。東京を本社とする全国紙の場合、各都道府県に1カ所の支局を構え、3~5人の記者が分担して仕事を進めます。複数の拠点を置く全国紙もありますし、一つの都道府県を発行エリアとする地方紙では、県内に数十カ所の取材拠点を構えています。
    新人記者は最初、警察署で事件・事故の取材をしたり、市役所や県庁で行政の取材をしたりします。警察取材は昔から新人記者の登竜門と呼ばれてきました。事件や事故の背景には社会のゆがみや問題が映し出されるだけに、ニュース感覚や人権感覚を磨き、記者の「足腰」を鍛えることになるからです。

    警察署や市役所、県庁などには各社の記者が詰める記者クラブが置かれています。通常は担当者からクラブを通じて発表があり、これを基により詳しい内容を取材して原稿を書きます。警察や行政に関わるものばかりではなく、地元で行われる行事も取材します。新聞が読者に届けられる時間から逆算し締切時間が決められていますので、記者には時間内に必ず書き上げる速さも求められます。原稿は支局長や支局次長(デスクと呼ばれます)が手直しし、本社へ送り紙面化されます。

    しかし、発表を待って書くだけならば誰でも出来ます。行政や警察の発表は建前や「書いてPRしてほしい」ことが多く、真相や自分たちが追及されるような問題点は隠したがります。そこで記者は各部署を回って追加取材したり、外部の専門家にあたったり、現場に赴いて取材したりすることが一番大切です。その積み重ねの先に、発表されない大きなスクープが待っているのです。また、地域に暮らす人々のさまざまなドラマや、マチの知られざる歴史を掘り起こし、地域の応援歌を紙面に記すことも意義のある仕事です。

    地方を3年から5年程度経験すると、本人の希望と実績を元に本社の政治や経済、社会などの各部に配属になります。仕事の手順は支局時代と変わりませんが、取材対象は地域ではなく全国や国外に広がります。より幅広く取材を積み重ね、時間を見つけて自分で勉強する機会も増やさないといけません。取材する中で専門性を深め、自らの問題意識に沿ったテーマで連載企画を書く機会も増えます。

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