臨床心理士の将来性は?公認心理士との兼ね合いは?1002view

臨床心理士の将来性についてどう思いますか?メンタルヘルス問題は今後さらに深刻化すると思うので需要は増えると思うのですが。あと公認心理士も出てくるので少し気になります。

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回答

1件の回答

  1. marwood 2017/05/10 17:58

    これから衰退していく職種なのか興隆していく職種なのかということは誰もが気になるところでしょう。近年のメンタルヘルスケアへの関心の高まりや、精神科の患者数が年々増えていることを考えると需要はこれからも一定数あると考えます。しかし、一方で公認心理士という心理職の国家資格も登場し、臨床心理士がどのような立ち位置になるのか不安を覚える方もいらっしゃることでしょう。

    将来性を考える上で、まず公認心理と比較した場合の臨床心理士の強みを考えましょう。臨床心理士の強みとしては、医師や教員といった他の専門職から影響を受けない独立した職種であるということが挙げられます。公認心理士の場合は、医師の指示のもと心理療法を行いますので心理療法の内容など密に交換しながら治療に当たることになります。臨床心理士にはこのような義務は課されていませんので、独立した動きが可能だと言えるでしょう。例えば、私設の相談室等を設ける場合は臨床心理士の方が適していると言えるでしょう。公認心理士であればクライアントに主治医がいる場合の扱いが非常に複雑になってくることが予想されるからです。もちろん、医師と臨床心理士が連携を取りながらカウンセリングを行うのが一番良いのですが、いつでもクライアントがそれを求めているとは限りません。公認心理士の場合、このような時に主治医に面談記録を提出し指示を仰がなければならない可能性があります。

    心理職そのものの将来性は非常にあります。しかし、この先民間でも色々な資格が増えること、国家資格も登場することを考えてみると、臨床心理士自体の需要は低下していくかもしれません。しかしながら、上記に述べたように臨床心理士には臨床心理士なりの強みが沢山あります。また、臨床心理士として培ってきたこれまでの専門性は無駄になるわけではありません。あまり将来性にとらわれないことも一方で必要なことかもしれません。

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