校正の仕事は年収、福利厚生、待遇はどうなっている?798view

出版社などで校正の仕事を正社員で雇ってくれる会社を探しています。校正の仕事を正社員として勤務していた方に、年収や福利厚生、待遇についてお聞きしたいです。
正社員希望でありますが、未経験なので、雇用形態は最初から正社員でなくても構いません。校正の経験を積みたいと思っています。
産休や育休制度は整っていましたか?結婚出産しても働きやすい環境でしたでしょうか?

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回答

2件の回答

  1. elfriede 2017/05/09 4:04

    私は34歳の二児の母で、4歳と1歳の男の子の子育てをしながら市や県のパンフレットの日本語版を海外版に翻訳、制作をする校正の仕事のパート勤務をしています。前職は派遣社員としてDTPオペレーターのお仕事をしていました。しかし、制作のお仕事は残業が発生する事が多かったため、子供との時間をもう少し多くとりたいと考えて転職をすることに決め、つくるお仕事から、作ったものをチェックするお仕事をパートで働く事を選びました。

    年収はまだ1年未満ではっきりしてませんが、大体、90万ぐらいになると思います。主人の扶養内で働かせてもらっています。福利厚生は、パートの身でありながら、交通費全額支給というところが大変ありがたいと感じています。そして、一番ここが重要にしていたところですが、子供の保育園の行事や病気のためのお休みを、割ととりやすい環境であることです。私の実家はそこそこ近い場所にはありますが、母も祖父の面倒をみているので頼ることが難しいです。前職は、子供の病気をするたびに迷惑をかけてしまうと考えながら仕事のお休みをとり、病院に連れて行く事が申し訳ない気持ちでいっぱいになっていました。ですが、子供や私たちの生活を良くするために働いているのに、子供が病気になると会社に申し訳なくなるというそのなんとも言えない状況に違和感を感じ、もっと自分や家族が幸せになる働き方をと考えた時に、自分にとっての仕事と家庭と育児のバランスがこの今の仕事量だと感じています。

    仕事内容は文章を校正、デザイン的に見やすいかどうかをチェックするお仕事をしています。制作の方が私自身の1日のスケジュールが大体こうなるというものを紙に書いてくれます。1つのチェック作業にかかる時間を1時間とし、それを目標にこれは1時間だからこういうチェック方法でみていこうなど自分なりに考えて効率と間違いなさを考える事が楽しくてやりがいを感じています。だらだら作業をすることがあまり好きではない私には、この方法はものすごく革命的な方法でした。この時間軸で仕事を割り振る方法は家事でも生かせるかもと家でも実践しています。
    他にも制作する方がやりやすいように原稿をそろえていったり、校正チェックした原稿を必要な物だけもスキャンしてデータ化をすること、いらないものはシュレッターにかけることなど。雑用と言われる事も数えきれない事たくさんありますが、全てそれが自分の仕事だと思ってやりがいを持ってこなしています。自分にとって仕事はお金を稼ぐ手段で、第一は家庭や子供、もしくは自分が楽しく過ごすためなので、どんな仕事でも自分のやれることなら何でも精一杯頑張ると決めてやっています。

  2. rumina25 2017/05/08 8:13

    職業訓練法人で企業向けの通信教育のパンフレットを制作する仕事を3年程しておりました。30代女性です。
    印刷業者との打ち合わせから校正業務までを派遣社員1名と共に担当しておりました。
    それ以前の仕事は残業も多かったことから転職を決意し、こちらの会社で中途採用でのスタートです。
    完全週休2日制(土日祝)で朝9時から夕方5時までの業務(残業は時々6時過ぎまで)、年末年始・有給休暇、社会保険完備、育児休暇、交通費全額支給はもちろん賞与も夏と冬の2回ありました。年収は、約550万円ほどあり賞与も60万円程いただいておりました。
    職業訓練法人ということで、利益は還元する方針で賞与とは別に約8万円ほどの大入り袋をいただいたこともあります。
    ちなみにその時、派遣社員の方には商品券という形で送られていました。
    以上のことからも、20代前半で比較的お給料も良かったので驚いたことを覚えています。
    また、福利厚生も充実していて実際に保養所を利用している人も多くいました。
    私自身も、有給休暇を取って友人と保養所を利用してかなりお得な旅行を経験しました。

    ただ、お給料面や福利厚生面はいいのですが、女性正社員は自分一人だったため、会社のことを気楽に相談できる相手がいませんでした。
    また、パンフレット制作から校正においても正社員である私一人の肩に責任が重くのしかかりました。
    企業様相手なので、毎年ある程度決まった企業様が多く新規のお客様のほうが少ない為、前年度の変更点のみ気をつけて作業することの方が多かったです。
    しかしながら、校正業務にはミスすることほど致命的なものはありません。私を含め2名で初校から再校、時には再再校まで確認しなければなりませんでした。完成したパンフレットを見てミスが見つかった時は、時すでに遅しです。
    企業様を始め、営業さんにも迷惑をかけてしまうことになるため、胃が痛くなることも時々ありました。
    また、印刷業者さんとの打ち合わせにおいても、企業様からの要望を詳細に伝えたり、表紙の色やデザインなどの提案をするといったこともすべて一人で担っておりプレッシャーのかかることも多々あります。
    そういった点から、お給料がいいのは責任が重い上にただ一人であるという強い精神力が求められるため、当たり前の金額なのかなと感じています。
    前任者も約3年で退職していたので、お給料や福利厚生がいくら良くても女性が1人という環境があまり長続きしない原因ではないかなと感じます。
    私自身も、そのような点から日に日に気持ちがしんどくなっていき、約3年で退職を決意致しました。

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