Web業界のWebシステムを開発する部門でシステムエンジニアとして働きたいと思っています。現在は社内SEなので、全く畑違いの職場になると思いますが、自分の成長のためにも挑戦したいです。
Web病会で活躍するシステムエンジニアが最もやりがいを感じた仕事とはどのようなことですか。
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1件の回答
Web業界でシステムエンジニアとして5年間の勤務経験がある20代男性です。私がこれまでで1番やりがいを感じた体験は、自分が携わった大規模な共用基盤がカットオーバーされた瞬間でした。
私が働いていた会社は、就活支援サイトや飲食点の予約サービス、旅行予約サイトなど、多数の大規模Webシステムを提供している会社でした。その中で、私はそれらのWebシステムを動かすための基盤構築を担当していました。元々は複数のデータセンタに数千台の物理サーバを配置し、Webサービスごとにサーバを分割していたのですが、それらを共用基盤に集約し、物理サーバの台数や管理コストの削減を目指すプロジェクトが発足しました。その新しく移行する共用基盤は、仮想サーバの台数にすると数千台になっていましたが、物理サーバの台数は数百台程度に削減できるものでした。設計を始めてから実運用に入るまで、数年という単位で、数百人が携わって作っていきました。かなり大規模なプロジェクトだったため、途中で人の入れ替わりもいろいろとあり、進捗は少しずつ遅れていきました。
1番のトラブルは、ある技術領域を担当していたマネージャが突然いなくなってしまったことでした。引き継ぎなどもなくいなくなってしまったため、周りがキャッチアップするのも苦労し、無駄に時間をとられてしまいました。
また、新しい技術をいろいろと取り入れており、国内での実績などもあまりなかったため、技術的にも難しいという不安もありました。技術に関しては、海外のサイトなどから情報を必死に集めることで、なんとか対応できました。
そんなこんなで、当初の予定から半年弱の遅れで無事完成し、移行という段階になりました。移行の瞬間が1番緊張するもので、いざ移行してみたけど動かなかった、となってしまうと、数秒止めてしまうだけで、数百万という単位で損害が出てしまうといわれていたので、皆とても緊張していました。いざ移行してみると、大きな問題は特に発生せず、これまで通りのWebサービスをそのまま動かすことができました。Webシステムの基盤に関しては、「何も言われないことが1番良いこと(何も問題が発生していないこと)」と言われていたので、実際に稼働を始めてから1日経ち、何も言われず一安心しました。
私はこの共用基盤に1から携わってきたので、自分の子供が成人したかのごとく喜びました。あのような大規模な基盤の構築に携われる機会はあまりありませんが、私にとって貴重な体験であり、1番やりがいと感じた仕事でした。