38歳の男性です。今はリサイクルショップの店長をしています。リサイクルショップは全国でチェーン展開していて、私は神奈川県の店舗で働いていますが、最近両親の体調が悪く、実家へ戻らなければならない状況になってしまいました。あいにく実家のある福島県内には店舗がないので、転勤するわけにもいかず、転職を考えています。
これからは両親の面倒を見ながら働きたいので、実家の近くにあるアパレルメーカーの総務への転職を希望しています。
総務の経験はあるのですが、実はこれまで転職回数が多く、次の転職が6回目となるのです。
大学を出て最初に就職したのは飲食業で、私は店舗のホール係として働いていました。次に食品卸会社の総務、その後はITベンチャーの総務、ブランドショップの販売、紳士服店の店長と職を変えています。
過去5回の転職理由は様々です。会社の業績不振による人員削減、上司との不和、洋服への興味などです。転職理由に一貫性がなく、今度の転職理由も、両親の面倒を見るために、勤務時間の決まっている総務を希望しているので、職務経歴書をどのように書いたらいいのか悩んでいます。転職回数が多くなると採用されにくくなると聞きますが、やはりそうなのでしょうか。転職回数が多くても書類選考を突破できる方法があれば教えていただけないでしょうか。どうかよろしくお願いいたします。
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- 総務の経験はあるが、転職回数が多い。30代後半でまだ転職は可能?
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2件の回答
7回の転職経験がある46歳の男です。
職歴は、①文具店の店長 ②書店の店長 ③小売業の総務・経理 ④小売業の法務 ⑤小売業の総務 ⑥サービス業の経理 ⑧サービス業の経営企画です。
大学を卒業して就職したのが大手の老舗文具店。その後7回転職して現在に至るので、24年間で8社に就職したことになります。
自分の場合は、店長職を経験した後はすべて管理部門ですので、一貫性があるためか、比較的スムーズに転職できていると思いますね。でも、応募書類はかなり気を使って書きました。なぜ転職を希望しているのか、転職したらどのように会社に貢献できるのか、こうしたことを人事の人が納得できるような形で書きました。質問者さまは職歴にやや一貫性がないので、書き方に工夫が必要でしょうね。どんな業界のも適応できること、たくさんの上司の下で働いてきたこと、店長として組織のマネジメントをしてきたこと、2社で総務の実績を積んできたこと。質問者さまの強みはこのあたりだと思いますので、これらを強調してみてはどうでしょうか。
希望している福島の会社がどんな人材を求めているのかを研究して書くことも必要ですね。
転職回数が多いことは必ずしも不利ではありません。回数が多い分だけいろいろな会社や人間を見てきて、それが人間性を豊かにしてきているわけですから、自信を持って転職活動をしたら、きっといい結果が出ると思います。
中小企業の人事担当者です。私の会社でも転職者を採用するときには、転職回数を気にします。社交性がないのか、性格的になにか問題があるのか、不祥事を起こした過去はないかなど、負の理由があるのではないかと疑うことは確かです。
中小企業ではめったにやりませんが、上場企業レベルだと、興信所を使って素性調査をすることもあります。私の会社では、転職回数や職歴を偽っていないか、履歴書に記載のある会社に電話で確認することはあります。
このように、転職回数が多いことは、転職に不利であることは事実でしょう。でも、まったく不可能ではありません。私も人事担当として、5回~6回転職歴がある人の面接をしたことはありますし、最終的に採用に至った人もいます。
どの会社の人事もプロですから、書類を小細工したり、面接でうそを言っても見抜かれてしまいます。むしろ、転職回数が多くなった理由を正直に話し、自分の真の姿を見てもらう、といった姿勢の方が好感を持たれ、採用につながるのではないかと思います。