地域全体の開発、街づくりをする不動産ディベロッパー業界に興味があります。今現在、街の不動産会社に勤めているのですが、転職して不動産ディベロッパーで営業職として活躍したいという野望があります。不動産ディベロッパーの年収、福利厚生、待遇について教えて欲しいです。
質問
不動産デベロッパー営業職の年収、福利厚生、待遇は?448view
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回答
1件の回答
不動産デベロッパーの営業として5年勤務していた40代男性です。
年収は、その当時1200万円でした。内訳は、基本給45万円+歩合給という形です。入社してすぐに社員研修が一か月間行われ、その中で、宅建業法、不動産を仲介する際の注意点(土地を仲介する際には、特に地中埋設物や近隣の嫌悪施設等、契約時また引き渡し後のトラブルを回避するために徹底的に調査をすることを叩き込まれました)、重要事項説明書作成のポイント(土地の下見をし、週末のアポイントが入っているお客様へ一番紹介したい物件は紹介する前日までに、調査が必要なのですが具体的には、法務局にて謄本、公図、地積測量図の取得、土地の形状にあった戸建てのプランニングをクロージング時にお客様にみていただき夢を膨らませていただく。売り主と抵当権の確認、案内後即契約になることもあるので、そうした際に売り主は対応可能か?などの確認もありまました。)次に、ライフラインの確認、上下水道管の有無、引き込みが敷地内にない場合は、お客様負担で、その当時472,500円でした。また、税金についてや、建物の構造の知識などを学んでいきました。
実際、営業活動を始めてみて感じたのは、お客様は、(昔はインターネットで不動産の情報が簡単に見られる時代では無かったので)ほぼ皆様、土地の相場観がない為、簡単に例えると「カローラの予算でクラウンクラスのものを求めらる」この理想と現実のギャップをどう埋めることができるかは、営業次第だと痛感しました。駅から近くて、日当たりが良くて、学校や商業施設に近くて、夜道は明るく、土地、建物は広く、それでいて支払いは、安くないと払えないなど。お客様が買いたい理想の物件ではなく、お客様はローンをいくらまで組めるのか、返済は、いくらまでなら可能なのか?その予算にあった、ベストな土地、建物、立地は、という形で常にお客様のマイホーム取得の夢をお手伝いさせていただきました。
そんな中で私が直面した最大のトラブルは、接道より高低差約30mある高台の物件を契約していただいたのですが、契約時の見積もりの中に荷揚げ運賃を入れ忘れ、銀行からの融資金額も確定しているのに+200万円追加工事費が発生してしまい、即本社にクレームを入れられてしまいました。結果、会社が150万円、私が歩合から50万円を負担することになったのですが、一歩間違えば裁判沙汰になりかねないところでした。本社からは、社長にじかにその当時の店長と呼び出され、こってり絞られるかと思いきや私が入社以来、月間売上を1500万円を達成し、社長にも気に入られていたことなどから、軽い注意で済みました。
結果的には、お客様に被害がかからず幸運でした。