病院勤務の管理栄養士の仕事の流れ、やりがいはありますか?412view

管理栄養士として勤務していますが、病院勤務の管理栄養士に転職希望しています。
病院の管理栄養士の仕事の流れややりがいについて教えて欲しいです。

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回答

1件の回答

  1. fiesta-l1 2017/05/09 13:33

    私は療養型の病院で管理栄養士として働いていました。管理栄養士は2人いたのですが、私はおもに献立作成などの給食管理を担当していました。病院の献立作成は1日3食365日分なので、毎日献立作成に追われています。病院なので、基本の食事から治療食に展開していかなくてはいけません。例えば脂肪制限食なら、脂肪の多い食材を脂肪の少ない食材に変更するなどとても頭を使います。食材の発注も私が担当していたので、休みの日も常にちゃんと食材が納品されているかどうかなどが気になっていました。夢に出てくることもありました。急性期の病院でも勤務経験があったのですが、療養型の病院は高齢者の患者さんが多く入院期間が長くなるので給食を楽しみにしている患者さんも多いです。なので給食に対する期待も多いです。
    一年を通して行事食を実施していました。例えばお正月のときはおせち、ひな祭りのときはちらし寿司など、入院中でも季節を楽しめるように献立作成をしていました。
    入院している患者さんの中には、食べたくても食欲が出なくて食べられないというかたや好き嫌いが激しくて出された食事を食べられないというかたもいらっしゃいます。そういうかたには個別にベッド訪問をして、なるべく患者さんの希望に添えるようにメニューの個別対応をしたりするようにしています。
    この個別対応は管理栄養士だけではできません。まず、担当医師や担当看護師の意見を聞かなくてはいけません。治療方針によっては献立の変更はしないほうがいい場合があるからです。あとは調理担当の厨房の調理師とも話し合わなくてはいけません。ただでさえ、病院の給食は献立がたくさんあって調理のときは頭を使います。個別対応をするということは、さらに調理が複雑になるのでミスをする可能性も出てきます。病院の食事は治療の一環のものなので、ミスは許されないのです。現場の作業ができるかをしっかり話し合って、個別対応ができるか判断します。現場の調理師では対応できないときは、私達管理栄養士が調理をすることもあります。
    病院の食事もチーム医療の一環です。患者さんに関わる職員が全員知っておかなくてはいけないことなのです。
    そのように、いろいろな部署に確認を取りながら、患者さんのために個別対応をしていきます。はっきりいって個別対応は大変です。でも、患者さんにありがとうと言われると、一気にそれまでの苦労が吹き飛びます。患者さんの笑顔を見ると、管理栄養士になってよかったなと思います。

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