CADオペレーターとして勤務し経験を積んでいますが、この度建築関係の設計事務所へ転職活動を行なう予定です。建築関係の事務所に勤務するCADオペレーターの仕事のやりがいとは何ですか。
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建築関係に勤務するCADオペレーターの仕事のやりがいとは。63view
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回答
1件の回答
私は主に住宅のエクステリア(外構)の設計施工をする会社に勤務しています。ですので、作図する内容も主に住宅に関するものが大多数です。
CADオペレーターとして10年の勤務経験がある30代女性です。
今のCADはとても進歩していて、とにかくリアルだと感じます。また、最近はVRというウォークスルー機能(歩いているような視点での動画)がついているものがあり、よりお客様がイメージしやすいものになってきていると感じます。リアリティを追求するあまり、作図に非常に時間がかかってしまう事もありますが、その分図面の仕上がりも非常にクオリティの高いものになるのも事実です。
やりがいというと、図面通りのものが実際に仕上がった時にはいつも「頑張って良かった!」と思いますが、お客様の「図面で凄くイメージが出来ていたので実際に作っていただくものも図面通りで凄く安心できました!」とか「平面図だけでは分からなかった事も、3Dのイメージパースを見てすぐイメージが湧きました!」と言っていただくと、本当にうれしくなります。
個人の戸建住宅だと、規模もそれほど大きくなく、道路と土地の高低差なども入力しやすいですが、やはり規模が大きい現場などの作図をする時はデータも重くなり画面の動きが悪くなったり、想像以上に高低差が出てしまったり、色々大変な部分もあります。
ただ、CADというのは決して根暗なイメージのものではなく、やはり規模が大きいものや、危険な現場などで、実際に施工する前に危険な個所の想定をしたりする事にも役に立ちますので、「魅せる仕事」だけではなく「作り手の危険や問題を事前に予測する便利な道具」でもあると考えています。
普段現場で作業する人達にとっては「目に見える危険」は非常に予測を立てやすいものですが、形がないものに予測を立てる事は人間にとっても非常に難しい事だからです。
世の中には様々な分野でCADが活用されていますが、「まだ形ないものを見えるものとして作る」このCADオペレーターという仕事はとても重要な仕事であると考えています。
何年経っても自分が作図した現場を見ると、「こんな図面描いたなぁ」と作図していた時の事は思いだしますし、お客様の「こうしたい」を実際に形にする為のお手伝いをしていると思うと、自分の仕事がとても誇りに思います。
これからもCADはどんどん進化していきますが、やはりオペレーターがいないと図面は出来ません。図面がないと現場は出来ません。
お客様と現場の架け橋にもなっている今の仕事を、これからもずっと頑張っていきたいです。そして、自分自身のスキルももっともっと磨いていきたいと思っています