システムエンジニアとして最も困難だった仕事はどんなこと?160view

社内SEではなく、外部からの受注を受けてシステム開発を行うSEとして仕事をしたいと思い転職を考えています。外部受注のSEの仕事の中で、最も困難だった仕事はどのようなことですか。

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2件の回答

  1. crista 2017/04/30 13:30

    システムエンジニアとして働き、30年以上たちます。50代男性です。中途採用で入社し、その会社で始めてシステム開発を行ったとき、これが最も難しい仕事となってしまいました。

    IT業界ではシステム開発を行う際には各部署から適任者を選び、プロジェクトを編成します。その際にプロジェクトマネージャー(以下PM)の配下に先輩社員が就くことがあります。しかし先輩だからっといって遠慮することなく指示やアドバイスをします。また先輩社員も当然のようにそれを受け入れます。これがIT業界のプロジェクトなのです。

    あるシステム開発を受注したときにプロジェクトを発足する必要が出てきました。PMは受注活動を行っていた私が担当します。その下にサブリーダー3名が必要とされました。しかし他案件と重なり、1名が決定しません。その役割は難易度が高く社外から人を調達するには時間が足りませんでした。

    最終的に会社の判断で私の上司がサブリーダーとなることが決定しました。IT業界のプロジェクトでも上司が下に就くことはまれでした。その時に多少の戸惑いがあったのは事実でしたが、それよりも上司に不安を感じていました。なぜなら上司は直近のプロジェクトで大きな赤字を出していたからです。しかし会社が決定した編成に従うしかありません。プロジェクトはスタートしました。

    プロジェクトが始まり、2週間ほどたったころにPMである私にユーザーからクレームが入りました。それは上司が行っている要件定義の進め方に対する不満でした。急いで上司と話し合い問題点を改善するように指示をしました。上司に指示を出すなどPMの役割とはいえ苦痛な出来事でした。そして次回の要件定義に同行し、状況が改善するか確認しようとしました。

    上司の役割は特定機能の要件定義をすることです。この要件定義はシステムで必要とする機能を定義する作業です。この定義が、あいまいだったり、的外れだったりすると、システムを完成させてもユーザーが十分に利用できないことになるため、非常に重要な作業フェーズです。

    上司、その他メンバー3名といっしょに客先へ向かい、上司を中心に要件定義の会議を行いました。しかし会議は燦燦たるもので、ピンとを外した質問が多くユーザーの要件をまとめるに不十分でした。この時点でシステム開発が成功するか不安になりました。
    しかし再度上司と話し合うことはできませんでした。なぜなら上司の能力に問題があることがわかったからです。実際に周りの人に聞くと、その上司は要件定義の経験が少ないことがわかりました。

    時間は待ってくれません。ユーザーのクレームも私以外の人間に漏れ出してきました。そこで最後の手段として再度上司と話し合い、担当を降りて若手の優秀な社員と交代するように要請しました。お互いの沈黙の時間が過ぎたあと、上司から、「わかった。他に俺ができることがあるなら、指示してくれ」と言って頂きました。この言葉を聞き、本当に有難く、涙がでました。また上司がその地位にいる理由がわかったような気がしました。

    それから上司に替わり、おもいきって優秀な若手に任せました。幸いなことにユーザーからのクレームはなくなり、システム開発も成功しました。

    プロジェクト内の困難はさまざまあります。自分でコントロールできる範囲なら問題解決を行いやすいですが人のこととなると極端に難しくなります。私の最大の困難は機能型組織とプロジェクト組織を併存していると起こり得ることですが、同じ状況は二度と起こって欲しくないと思っています。

  2. maaskant 2017/04/26 20:22

    システムエンジニアとして20年以上働いてる40代男性です。
    現在は技術系の会社に勤務しています。
    システム設計業務を中心として、客先からのオーダーに対しての設計を担当しています。

    これまで働いてきた中での最大のトラブルは、非常に短納期の物件で今までにあまり例のない内容のオーダーに直面したことです。

    通常は、こちらから承諾図や提出資料を提出して1か月半や2か月くらいの期間で受注するのですが、営業先から「新規の取引先だから何とか」と1か月弱での納期にて受注したこと、および通常は似たような例のオーダーより参考にして組み込むのですが、参考するものが乏しくほぼ一からスタートするような案件でした。
    それからは常に時間との勝負でした。幸いというか常に室内にて行う作業ですので、暑い寒いもありませんし照明や電気も24時間ありますので、ずっと夜遅くの作業を強いられ、時には徹夜になる事のしばしば、休日は返上で社内に泊まり込むことも当たり前のようになりました。
    人数かけたら早く済むかというとそうでもなく、設計者の意向もありますし簡単に他人に任せるという事も出来ないため、ずっとそのオーダーに縛られつづけの毎日でした。
    ある程度、設計が終わると社内で検証に入り、なかなか簡単に出来ない状況で祈りながらの毎日でした。
    それでも、ある程度を作りこみ今度は客先(現地)にて試運転作業に入ります。
    遠方であったためホテル住まいでしたが、いつ帰れるんだろうという気持ちで向かいました。
    オーダーの仕様は当然、設計着手前に伺っていましたが、設計中にも仕様変更が毎日のように届いていた状況でしたので、十分にその仕様を反映できていない面もあり、設計変更を繰り返す日々でした。
    当然、現地でも変更は毎日のように発生し、終わりの見えない状況が続きました。
    客先の担当者も丸投げで他人事のように物を言うもので、こちらも納得いかない時もありました。
    しかし、その仕事が終わる事を夢見て辛抱し取り組みました。
    二週間ほど経った時、何となく先行きが見えてきたような状況まで終わった感じでしたので、あと少しあと少しと自分に言い聞かせながら耐えて過ごしました。
    終わりが見えてきたのは一か月くらい経った時でした。
    ほとんど宿泊先にもまともにいる事もなく、時間だけ過ぎて行った感でしたが何とか終える事ができる感じでした。
    それから一週間ほどして、とりあえずは終えたのですが現地から帰社した矢先に現地でトラブっているからすぐに来てほしいと連絡があり、トンボ帰りで現地へ戻りました。
    トラブル対応はすぐ終わりましたが、何があるかわからないので一時は立ち合ってほしいと客先より要求があり、また帰れない日々が戻ってきました。
    客先より開放されたのが二週間ほど経った時で、やっと元の生活に戻る事ができました。
    その後も少しずつ客先に呼ばれましたが。

    よく、大きな建築物に関わる仕事をしている人は3年くらい住み込みで行く人もいるので可愛い方でしょうが、普段から長期に緊迫した状態に慣れていなかった自分には十分過ぎる生活でした。

 

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