設計士として一番苦労したこと、また、仕事のやりがいとは?206view

設計士を目指す学生です。設計事務所で設計士として活躍されている方の仕事で一番苦労した話し、また仕事上のやりがいを感じたことを知りたいです!

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1件の回答

  1. ananas 2017/04/27 17:09

    設計士としてとある県内での受注が多い設計事務所に10年以上勤めた30代男性です。

    基本的には建物を建てたいクライアントと打合せを重ね、クライアントの考え(イメージ)を図面にまとめます。建物の形が整い次第、建築予定地に建物を建てるために必要な行政への申請を行い、建築中は図面どおりに建物が仕上がっているかを確認して、完成後に引き渡す、といった一連の流れとなります。
    その中で一番大変で、やりがいを感じる部分は「クライアントのイメージを建物という形にする」といった事かと思います。

    今までで一番苦労して、またやりがいのあった案件はデイサービスセンターの設計でした。当時、クライアントは今回のデイサービスセンターの建築に並々ならぬ思い入れを持っていて、一番最初の打合せのときに建築予定の建物について、数多くの希望を話されました。
    しかし、建物を建てるには当然予算が必要ということ、また構造的な観点からも限界があり、クライアントが希望されているそのままの建物を建てることは予算的にも物理的にも到底不可能でした。

    その旨をクライアントに伝えても、やはり思い入れがある分簡単に説得は出来ず、打合せの回数を重ねても話は平行線のままでした。時には「お前だから出来ないのだろう。担当を替えてくれ」とまでいわれた事もありました。私自身も辟易してしまい、担当を外してもらうよう上司に相談したこともありました。
    実は当時、私は一人で案件を任されるようになったばかりの頃でこんなに大変な仕事なら転職も・・と考えるほどでした。しかし、上司に相談した際、「自分が図面を書いて建物が仕上がった時は苦労した分、達成感もひとしおだぞ」と言われ、転職のことは一先ず置いておいて、せめてこの案件だけは最後までやり抜こうと思い直しました。その後は前以上に私なりに工夫を凝らし、クライアントの希望を今の条件の中で叶えられるよう図案を複数パターン考え、それぞれの特徴をきちんと把握し、クライアントへ提案していきました。そのかいあってか少しずつこちらの提案を受け入れてくれるようになり、最終的な設計図もまとまり、建築まで持っていけました。

    建築となった後もそれで終わりではなく、図面との整合性のチェックから完成までは気を抜かずに業務に携わりました。
    建物完成間近になり、完了へ向けて手続きを進めているとクライアントから一通の葉書が来ました。それは建物が仕上がった際に開かれる「完成披露内覧会」への招待状でした。しかも事務所宛ではなく、私個人へ向けてのものでした。
    内覧会当日、クライアントと顔を合わせると満面の笑顔でした。
    「色々とこちらのわがままを形にしてくれてとても感謝している。おかげでこんなにすばらしい建物と環境の中で仕事を続けていくことが出来る。本当にありがとう。」と言われました。
    このときの気持ちは今も忘れることが出来ません。自分の努力が報われたことと、クライアントに満足してもらえて、最後まで業務に携わって本当に良かったと思いました。
    会社は変わってしまいましたが、今も設計業務に携わっています。あれからいくつものクライアントと関わってきましたが、すべてがこのように行ったわけではありません。しかし、この案件で経験をつんだからこそ、今の自分自身がいて、未だに設計士として仕事に携わっている理由の一つとなっています。

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