プログラマーになりたいと思い、職種や業界についていろいろ調べています。そこで、プログラマーとして顧客と接することがあることを知りました。実際に顧客と接する仕事をしてやりがい感じたエピソードがあれば教えてください。
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- プログラマーとして顧客と接する中でやりがいを感じたことって?
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回答
1件の回答
私はソフトウェア開発会社で5年間正社員のプログラマーとして働いている20代の女です。
プログラマーというと単にソフトウェアを開発しているだけというイメージがありますが、実際には利用者の方のQA対応といった保守サポートの仕事もしています。
私がプログラマーとしてこれまでに1番やりがいを感じたことは、利用者の方の課題を解決できたことです。
弊社で開発しているソフトウェアは開発に使用するものであるため、利用者が思った通りに動かないことがあります。
「マニュアル通りに設定して動かしたのだけれどエラーになってしまう」
問い合わせは大体このような文章から始まります。
利用者の方からしてみれば「なんかよくわからないけど動かない」というものなのです。
ただ我々サポート窓口からしてみれば「どこがどう動かないのか分からなければ回答できない」というもので、両者にはギャップが生まれてしまいます。
例えば、「電子レンジを使って火花が散った。困っている」という問い合わせが来たとします。
このとき、電子レンジが壊れて火花が散ったのか、それとも、アルミホイルなど電子レンジに入れてはいけないものを入れたため火花が散ったのか、原因はいろいろ考えられると思います。
では原因は何なのかを確かめるために、「何を入れたときに火花が散ったのか」「いつから火花が散っているのか、その後どうなっているのか」などのことを聞く作業が必要になってきます。これと同じことをしているのが私の仕事です。
大抵の問い合わせは1、2通メールのやり取りをすれば解決できるのですが、中には原因がつかめずに苦戦することもありました。
そのときは、利用者の方にも根気よく付き合ってもらい、さまざまな検証をしていただきました。
メールのやり取りをしているときは、利用者の方のお時間を使ってしまい申し訳ないという思いと、早く原因を見つけて解決しなければという焦りがありました。
解決まで1日半かかり、6、7通のメールをやり取りを経て、何とか原因を見つけて、無事に動作したときには、大きな達成感が生まれました。
利用者の方にも、「ありがとう」と言ってもらい、恐縮した気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
私は、自分が当たり前だと思っていることでも、相手も当たり前と思っているとは限らない、ということを常に頭に入れて仕事をしています。
利用者から多くの「ありがとう」をいただくために、自分の技術を磨いて他人の役に立てる人間になろうと思います。