貿易事務として最大のピンチに陥った時の対処法とは?214view

語学力を生かし、貿易事務の仕事に就きたいと思っています。貿易について詳しくなくても、貿易事務として仕事を始めることができますか。また、最大のピンチに陥った際、どのように対処することができましたか。詳しく教えてください!

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1件の回答

  1. jaune 2017/04/19 18:44

    貿易事務の船舶関係の部品の輸入事務をしていました。今まで入ったことのない分野だったので、入社当初は何から手を付けていいのかわかりませんでした。船舶関係の部品でしたので、船舶の図面を広げて、船舶から要求してくる部品を探して、納品したり、輸入したりしていました。すべてが初めての事でしたので、注文を受けているときに部品の名前など聞いたこともない物ばかりでした。

    約9年間この会社に働いていて、一番まずいと思った出来事は、入社1年目の少し慣れ始めていた4か月目に、大型船が修理の為、ドックに修理に上がりました。そこで、船で使用している弊社の部品のモ-タ-修理の依頼を受けました。新人でしたので、先輩や上司に聞きながら、船からモ-タ-を修理の為引き上げて、海外の弊社の修理工場に修理に出しました。その時に、英語でやり取りをするのですが、専門用語がものすごくでて、わかったつもりでやり取りをしてたのですが。モ-タ-修理が出来上がったとの連絡が入電して、船主に納品時期をきき、どこで納品をしたらいいのか聞き、わかったつもりで日々を過ごしていました。

    大型船のドックにいる期間があと、1週間という所で、船主から修理したモ-タ-はいつ届くかと連絡がありました。その時、私は納品は、海外で納品と思っていたので、弊社の修理工場に修理済みのモ-タ-を置いてもらっていますとお伝えしたら、船主からものすごい剣幕で怒られました。その修理したモ-タ-がないと出航ができないし、積荷もつめないので、毎日数百万円の損になるので、急いで修理部品を輸入するよう指示がありました。

    この段階で、私の頭はフリ-ズ状態になり、急いで上司と話し、弊社の修理工場に電話して輸入の手配を進めるようお願いいたしました。ただ、一番早い便でも翌々日の便しかないとのこと。とりあえず、その一番早い便で日本に送ってもらう事にしました。ただ税関審査や、部品を本船がいる修理ドックヤードに送るには国内で2日間かかるそうです。そこから、弊社のサ-ビス員が取り付け作業するのには最低1日いるそうです。本船の出航時期を考える、かなり日にちがぎりぎりになってしまいます。そこで、私の上司が、手荷物でドックに持っていけば、何とか間に合いそうだといわれて、泣きながら上司にお礼を言ったのを覚えています。

    なんとか、上司のおかげで無事に修理完了モーターを届けていただいて、本船は無事に出航していきました。

    この経験から、わからない事は恥ずかしがらず、必ず上司や先輩に相談して進めることにしたら、物事もスムーズに進めることができて、仕事も今まで以上にやる気がでて、楽しい仕事ができました。

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