ソフトウェア開発を行う企業へSEとして転職しようと思っています。ソフトウェア開発業は初めてなのですが、現SEとして活躍されている方、最大のピンチとはどのようなことがありましたか。お聞きしたいです。また、最大のピンチを乗り越えた後の感想まで教えて頂けると嬉しいです。
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ソフトウェア開発のSEとして、最大のピンチとは?22view
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1件の回答
システムエンジニア兼プログラマーとして7年働いている20代男性です。新人から現在まで1社に勤めています。
最初はプログラマーから始まり、近年はシステムエンジニアとしてお客様と接する機会が多くなりました。
そんななかでこれまでに直面した最大のトラブルを話したいと思います。
それは新規顧客で私が初めてシステムエンジニアとして担当した時のことです。
システムエンジニアのシの字も知らない私は誰かに仕事の進め方を教わることもなく、独自にお客様とやりとりを行い仕様書を作成し仕様をプログラマーに伝えてました。
スケジュールの段取りもわからなく、適当に線引きし、お客様にも社内にも報告をしてませんでした。
プロジェクトの内容としては、お客様が装置を作成し私たちがPCのソフトウェアを作成し、装置とソフトウェアを連動させるものでした。
私たちの進捗として7割程度進んだ頃、お客様から「明後日ドッキング試験を行います」と急な連絡をもらいました。(事前に○日頃とは聞いてましたが、私の勝手な想像で○日の週として勘違いしていました。もっとハッキリとスケジュールを聞くべきでした。)
まだ開発工程も残っていた私たちは焦りから憶測で詳細な仕様を勝手に決めてプログラムを完成させたのでした。
結果、ドッキング試験は大きく失敗。ここで自分の仕事の進め方が何もかも間違っていることに気づきました。
急いで詳細な仕様を聞き、確認しプログラマーたちにも仕様を理解してもらい、プログラムを大きく修正することとなりました。
3日徹夜が続き、私たちもお客様も疲労困憊。ですが、どうにかこうにか仕様通りに納品することができました。
この時、仕様の曖昧さ不明瞭さは致命的なダメージを受けること。私(システムエンジニア)以外に部下のプログラマーまで迷惑がかかること。お客様の信頼を損なうこと、たくさんのことを学びました。
お客様からも叱咤激励のお言葉をいただき、最後には一緒にがんばってくれてありがとうと御礼まで言われました。
本件が私がシステムエンジニアとして生きるために大きなキッカケとなりました。
また、今となってはこちらのお客様とは長くとても良い関係を築くことができています。
たまに本件の話が話題として上がるときがあり、「あの件があって乗り越えたからこそ今があるよね」と言っていただけてます。
システムエンジニアとして、今後もお客様の為に仕様通りの良いシステムを納品し続けようと思います。