救急救命士の苦労・大変なこと312view

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1件の回答

  1. gundry 2017/02/18 18:47

    どのような職業でもその職業ごとに苦労はあると思いますが、救急救命士にもその仕事ならではの苦労や悩みがあります。消防職に就く救急救命士の場合は特に責任感や義務感、正義感といった大義名分により生み出される事が多くなります。救急出場件数は年々増加傾向にあり、一向に歯止めがかかる目途はありません。しかし、そのうち6割以上は軽傷事案であり、中には医療機関を受診する必要の無いものまで含まれます。そのため、救急救命士を専門知識を以って人命救助の最前線で働く専門職であるという考え方が強い人程、現実と理想のギャップに苛まれます。

    また、現在は医療訴訟なども増えてきています。明らかな医療過誤から医療事故まで様々な種類に多様化している事が特徴です。これは、医療従事者にあたる救急救命士も該当します。従って訴訟リスクや事故のリスクに常にさらされているともいえます。そのため、業務に従事する救急救命士は専用の保険に入るなどの対策をとっています。

    更に、どのような仕事にも共通して言える事ですが、日々の勉強も大変です。特に医療の世界は1年前の常識が今日の非常識という事が頻繁に起こります。そのため常に知識や技術のアップデートを繰りかえる必要があります。このように精神面というハード面と技術・知識レベルというソフト面、両面からのアプローチが必要です。

    また救命救急士は、気持ちの面で素早く切り替えができるかが重要です。先述のとおり救急出場のうち大多数は軽傷事案ですが、当然ながら重症事案の出場もあります。そういった現場で焦らずに冷静な判断をする事、また失敗があってもそれを引きずらない事が大切です。

    心肺停止事案の次は自宅分娩(出産)の出場があたる、という非日常が繰り替えされる可能性のある世界です。1つの失敗を引きずったり、惰性で仕事をすると必ず大きな失敗をします。よく救急救命士は野球の選手に例えられます。救急の現場で必要なのは高いアベレージヒッターであり、ホームランバッターでは無いと言われます。これは言い得て妙で、特定の事案にだけ強いまたは固執してしまう人は向かないという意味です。

    当然ですが時間は待ってはくれません。1つの現場で使える時間は有限です。この時間を過去の失敗に使っていては良い活動や良い判断はできません。反省は必要ですが後悔は何も生み出さないため、しっかり、時には割り切った判断をする事も必要になってきます。

    また、これも個人差がありますが、血液が苦手だという人は実は救急救命士にも多くいます。映画やドラマでそういったシーンが流れた際は思わず目を覆ってしまうという人は少なくありません。これも苦労の1つかもしれません。あとは現場経験を積む中で特に吐物などに接触する機会もありますが、これもつらい人にはつらいかもですね。

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