イベント会社への転職を検討しています。体力的にきつく、辞めていってしまう人が非常に多いと聞きますが、定年まで続けることができる業界なのでしょうか?
また、年々経験を積んでいくと、どのような業務を担当していくことになるのでしょうか?
立場などを教えてください。
質問
イベント会社で定年まで一生働くことはできますか?233view
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回答
1件の回答
ご存知の通り、イベント会社というのはデスクワークだけではありません。どんなに経験を積んでも現場から離れることはできないと思います。そのため、年々歳をとるたびに体力的な心配をする人も多いはずです。しかし、決して長く続けることができない業界でもないと思います。
イベント業界の魅力は、やはり何ひとつとして同じイベントがないということではないでしょうか。どんなに同じイベントを毎年実施していたとしても、毎回イベントの雰囲気や形は多少なりとも違います。そのため、毎回新鮮な気持ちにもなりますし、そういったルーティーンとはほど遠い環境に身を置けることが、楽しみのひとつでもありやりがいでもあります。
最初に会社に入った頃は、とにかく多岐にわたって業務を経験していくことになります。それこそ、資料のコピーやお弁当の発注など小さな仕事が多いのも当然のことです。この時期は、経験もなく右も左も分からない人がほとんどだと思うので、当然経験よりも体力勝負といったところでしょうか。この時期に、きつい、つらい、といって辞めていく人がほとんどでしょう。
この経験を数年間つんでいくと、ある程度イベントとはどういうものか、実行するにあたりどんな流れで、どんな準備が必要なのかが自然と分かるようになっていきます。そうすると、他の後輩スタッフやアルバイトスタッフを束ねたり、指示する立場へと変わっていきますので、小さな仕事は減りますが、その分責任が重くなっていきます。しかし、このある程度経験を積んでひと通りの流れが分かるこの時期が一番やりたいことがやりやすく、イベントの面白さが分かる時ではないかと私は思います。実際、経験した中でこの時期が一番楽しかったように感じます。
10年近く経験をつめばもうベテランに近い域になります。小さな会社であれば、ひとつのイベントの総合責任者になることもありますし、全ての責任を担う立場となります。ここまでくると、イベントが成功するかどうかは、自分の腕にかかってくるといっても過言ではないでしょう。スタッフの選任から、企画を通し実行していくまで全てを担当します。総合プロヂューサーというものです。こうなれば、忙しいというよりはプレッシャーが重くのしかかってきます。
このように、イベント会社といえどもずっと同じ業務を続けていくわけではありません。現場から離れることは有りませんが、業務量は確実に減っていきその分責任がのしかかってきます。イベント会社には、定年まできっちり働いている人が数多くいますよ。