この度、介護職で働きながら勉強して、社会福祉士の資格を取りました!なので、社会福祉士としてのポジションがある職場に転職しようと思っています。だけど、実際に社会福祉士がどんな仕事をしているのかよくわかりません。そこで質問です。社会福祉士の仕事に内容ややりがいを教えて下さい。もちろん、勉強がてら職務内容はある程度知ったつもりなので、現場の生の声をききたいなぁ~って感じです。
現役社会福祉士さん、引退された社会福祉士さん、いろんな社会福祉士として活躍された方、ぜひおしえてくださーい!お願いします!
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質問
社会福祉士のやりがいって何ですか?885view
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4件の回答
医療ソーシャルワーカーとして病院に勤務していましたが、社会福祉に道をもっと究めたいと大学院に行き、今は福祉の学校の講師をしています。地域での研修などもひらいています。
医療ソーシャルワーカーをしていた時のやりがいは、とても難しい案件の担当になって、なんとか問題解決の道筋を開いたときですかね。
医療的にも福祉的にもどう支援体制をつくったらいいのか分からない方の場合、法律上は社会福祉士に権限はないことでも、どこかしら自分で判断をしなければならないことがあります。医師はそれほど社会福祉の方には関わららないのか常ですからね。そこをうまく対処しながら、最終的に患者さんの最善の人生や環境を整えてあげられるか、非常に難しいですが、私にはやりがいがあることでした。
また、一人ひとりに時間をかけると他に人のことができなくなるので、いかに重要なポイント見極めておさえながら調整をはかるのは、職人的で個人的には好きで楽しかったです。
今は、社会福祉士の存在や考えを広めることを仕事にさせてもらってますが、今後ますます社会福祉士の存在は大切になっていくと思っています。他人が喜び社会がよくなり、それが自分の生きがいにもなる素敵な職業だと思ってますので、ぜひ頑張って下さい。
独立で社会福祉士事務所を開いています。
私のやりがいはなんといっても多様な方とお会いできるのが、やりがいとなっています。メインの業務は後見人をしているのですが、本当に利用者ごとに人柄や生きてきた歴史が違いますね。業務だけをみれば、相談にのって事務的作業や管理業務を行うだけですが、その作業を通して、その人を知っていくことが大切だと思っています。そうでないと信用は得られないと思っています。
業務を通して知れるのはわずかな一端だとは思いますが、新しく利用者に会うたびに人生のおもしろさや、出会いの不思議さを感じて、その方の生きるお手伝いができるのが何にも代えがたい喜びとなっています。
資格があることで、時々は尊敬される方もいますが、仕事をどうゆう風な姿勢でやっていくか、つまり人としてどうあるべきかを常に意識しながらやるのが社会福祉士ではないでしょうか。医師なども人格が最終的には問われますが、利用者とその環境や社会にも目を向ける分、倫理観がとても大事です。立派な社会福祉士になられることを期待しています。
<スペシャリストからジェネラリストまで>
社会福祉士は、様々な困難な問題に直面します。そして、心理学・医学・法学など多くの知識を学び、あらゆる制度や資源、方法を利用して解決することが求められます。特定の分野で深く追求するスペシャリストである面と、他の分野でも活用できる知恵や知識も持つジェネラリストの面を持ち合わせている稀有な存在です。
問題解決が難しい分、取り組みがいもありますし、自分自身の成長にもつながります。
<洞察力・説得力が身につく>
社会福祉士は、相談者と社会とをつなぐ存在となります。そのためにいろんな価値観や倫理観にはさまれることがあります。相談者の要望を丸々叶えればいいわけでもありません。各状況の中で、最善の方法を見極め、相談者や関係者に提示しなければなりません。提案に納得してもらうには、相手の思いや要望を汲み取りながら、相手に合わせた説明をしなければなりません。
このスキルが仕事成功のためには最も重要であると言え、仕事以外でも役に立つこと間違いなしです。
<活躍場所が多い>
社会福祉士にとって大事なのはあらゆる知識や経験を活用した問題解決力です。その能力を身につけていけば、大学の教授や国の機関に呼ばれたり、国際的な事業に参加できる場合もあります。また、ジェネラリストとして事業運営を行えます。自身の努力や、情熱でキャリアアップの道が広がるのも、社会福祉士の魅力でしょう。
<人に感謝される>
社会福祉士の仕事は常に人を相手にします。特に、社会的に弱い立場の方に関わることが多いです。なので、相談事がささいなことでも、その方にとっては重大で、一番困っている時に助けることができる存在であり、仕事を終えた後に感謝されることが多いです。
また、相談者が人生に希望を見出し、よりよい生き方にたどり着いたら、なお喜びも大きく、とてもやりがいを感じます。
民間の老人ホームで社会福祉士として20年間働いてきました。仕事内容は、利用者一人ひとりにあったサービスプランを利用者や家族などと相談して、計画して関係者・関係機関との調整をはかります。ケアマネージャーの資格も持っていました。
やりがいは、利用者さんは立場上なかなか本音の要望を言えないことが多いです。例えば、「マグロが食べたい」ということささいなことも言えないんです。なぜなら、「体にいいもの食べないといけない」と考えてしまうからです。それに、介護をしてもらう身になると、欲求を言うことはわがままではないかと思う方も多いです。そんな利用者さんが抱える思い込みを取り除き、本音を引き出すことが腕の見せ所であり、やりがいで働いています。本音を引き出して、対応するとやっぱり素直に感謝されますからね、こちらも嬉しいですよ。
あとは、家族の要望をついつい重視してしまうヘルパーやケアマネも多いんですけど、一番大事なのは利用者さん本人の気持ちです。当たり前と思われるかもしれませんが、そのポイントを常におさえながら環境を変えていくのは社会福祉士としての自覚があるから、ちゃんとやれていると思っています。