事務機器の営業をして3年になる女です。3年間未熟ながらも一生懸命に働き、それなりの成果も出しているとは思っています。しかし、最近この仕事をとても無理してやっているということに気づいてしまいました。
もともと純粋にこの会社の製品が好きで、たくさんこの製品を広めたい、知ってほしい。お客さんの役に立ちたい、という思いで入社したはずでした。ところが現実は毎日数字に追われ、毎月の目標の達成のためならちょっと強引なことならみんなやるし、できなければ会議で吊るし上げです。私もそれが怖くていろんなものを犠牲にして無理してきました。どんどん性格がねじまがっていきそうで怖いです。
事務所に帰った後に事務作業をするのは好きです。典型的なA型で几帳面なので、細かい数字を扱う仕事でもほとんどミスはしません。書類の作成など早くて丁寧だとよく言われます。私は事務職のほうが向いているのではないかと思います。
今気になっている求人に製紙会社の営業事務の仕事があるのですが、どんな仕事をされているか教えてください。また、営業職から営業事務職という転向の仕方は一般的な心象として、どうでしょうか?
質問
製紙会社の営業事務の仕事内容を教えてください457view
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回答
1件の回答
以前製紙会社の営業事務職についていました。
営業のお仕事、お疲れ様です!我々事務職は、営業さんは数字のプレッシャーがある中毎日売り方を考えて走り回って、偉いなと思っています。でも、営業事務職に転向したいとお考えなのですね。私個人としては、応援したいと思います。女性だから、男性だから、ということではなく、お仕事には向き不向きがあり、もともとの希望や野望を見失って辛いばかりになってしまい、改善の見込みがないならばやはりお仕事を考え直していいと思うのです。
前置きが長くなりましたが、製紙会社の営業事務についてお話します。
製紙会社に限ったことではないと思いますが、営業事務は営業さんのサポート役です。営業に変わって電話で細かい受注を受けたり、お客様の希望の品物を発注したりするのが日々の主な業務になると思います。
倉庫の在庫を管理し、注文を受けてそれを物流に乗せる手配などもします。倉庫会社や物流会社とのやり取りはかなり重要で、お客様の希望を叶えるためにかなり密にやり取りする必要がでてきます。というのは、主なお客様である印刷会社は最近どんどん『安い、早い、高品質!』の競争が熾烈になっており、ユーザーから仕事の話が入ればなんとかものにしようと必死です。そのため、印刷会社に紙を提供する製紙会社も、彼らと同じくらいのスピードと価格が要求されてきます。価格もよく相談されますし、その上で納期も明朝当日、当たり前です。お客様、営業、倉庫・物流会社とすばやく密に連絡を取り、できる限り早く見積もりを出してできる限り早くお客様に製品を届ける。それが営業事務職の役目といってもいいです。
なにしろ電話がひっきりなしに鳴り、戦場のようになりますので、落ち着いてじっくりやりたい人よりは、どんどん仕事をさばいていけるスピードのある人がよいと思います。営業とはまた違う大変さはありそうです。
製品に関する問い合わせ、クレームなどを最初に受けるのが営業事務の窓口になることもあります。それに対応するためには営業と同等の知識が必要ですし、それが売り上げにつながる場合もありますので、それを考えますと、営業的なコミュニケーション術や勤勉さはかなり有効に活かせそうです。
それに、営業事務に携わる人はずっと事務畑一本という人が多いです。それを考えると、業界が違えど営業がどんな仕事か分かっている人というのは営業さんにとってありがたいと思います。なんでも正確にサポートしようと思うなら、サポートする相手の仕事をよく理解するのがとても重要だからです。ずっと営業事務だった私にはなかなか営業さんの仕事が見えず、上手くいかないことが多かったと思います。そのぶん、相談者様は有利です。ぜひがんばってほしいです。