現在転職検討中の25歳男性です。
今色々な業界の求人を調べているのですが、応募するかどうかを決めるにあたって、その業界の離職率が低いか高いかを考慮するようにしています。なぜなら離職率が高いということは、それだけ仕事を続けたくないと思うような事情があるということですし、逆に低いということは、社員が働き続けたいと思うような会社だということを表しているからです。
しかし実際には、求人情報を見ても、その会社の離職率が高いかどうかなどわかりません。まして面接の時に直接面接官に向かって尋ねるわけにはいきません。
わたしは今のところ、ある測量業の会社の求人に関心があって、できればそこの採用試験を受けたいと考えているのですが、測量業自体が初めてなので、実際に仕事をしてみてどうなのかは見当もつきません。そこで、現に測量業に従事しておられる人の意見を聞きたいと思い立ちました。
皆さんが働いておられる測量会社は、離職率は高いでしょうか?もし高い場合は、どのような原因が考えられますか?よかったらお教えください。
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2件の回答
質問を拝見させていただきました。
測量会社に勤務して19年目になる者です。
私が勤めている会社を例にして回答させていただきます。
私の会社は結構離職率高めの方だと思います。新卒で入社した子のおそらく半分はもう辞めてしまっていますし、中途で採用された方の中にも続かない方が多くいらっしゃいます。
私自身は新卒採用で今の会社に入社して以来、辞めたいと強く思ったことも特になく20年近く仕事を続けています。
離職していく人たちの傾向を見ていると、辞める原因としていくつかのことが考えられると思います
一つ目は、仕事が体力的にハードであるということです。
結構思い違いをしている人が多いのですが、測量業というのは決して楽な仕事でありません。
単に屋外で測量機器を覗いているだけではなく、一日で結構な距離を歩きますし、しかもあの思い測量機器や測量杭などをひたすら持ち運ばなければなりません。
炎天下のもとこの業務をするのはかなり大変ですし、山地など足場が悪いところでの作業は非常に骨の折れるものです。
特に新卒で入った子たちの場合は、測量が体力勝負であることを十分に認識しておらず、現実の大変さを実際に体験して辞めたいと思う子たちも多いみたいです。
大抵は夏が終わるころに辞表を出してきます。
離職率が高いもう一つの原因は、人間関係がうまくいかないことだと思います。
測量はいわゆる“ガテン系”の業種です。結構性格が気難しい人、言葉遣いが荒い人、言葉数の少ない人、そして喧嘩っ早い人も多いです。このような人たちと日々接しながら仕事をするのが測量業です。皆さん根は優しい人達ですから、なじめたらとても楽しいですし、色々助けてくれるものです。
しかしなじめなければ結構しんどいです。
仲間意識も強いですから、同僚の誰か一人の反感を買って、みんなとうまくいかなくなることだってあります。
こういう事情もあって、人間関係を理由に辞めていく人たちも一定数いるようです。
まあ、転職しようとしている業界の離職率やその原因を調査するのは賢明なことだと思いますが、大切なのは、自分がその業界の仕事をしたいと強く希望しているかどうかだと考えます。
自分が好きな仕事であれば、多少の大変さや辞めたいと思うような体験があっても、続けていけますからね。
うちの会社は離職率はかなり低いほう。7割くらいの人が60歳以上まで勤務し、その後定年退職するからね。たぶん測量会社にしては比較的恵まれていて、給与も高く、昇給もあり、しかも完全週休二日制がとられていることなどが良いのだと思う。
もちろん、退職する人も少数ながらいるが、退職する人というのは決まって入社して3年以内で会社を辞めている。たぶん仕事そのものが自分に合わないとはっきり分かったのではないだろうか。
測量業は向き不向きがはっきり分かれる仕事だと思う。自分に向いていればいつまででも続けていけるし、逆に向いていなければ一刻も早く職を変えたほうがいいと思うよ。