一昔前は、記者には飲ませればよく書いてくれるとか、贈り物をしたりする広報のシニアな方がいましたが、現在では、コンプライアンスなどにより記者もそういった接待を受けない現実があります。そんな中で、記者とのネットワークを構築するにはどうすればよいのでしょうか?
メールやファックスなどでプレスリリースを送付しただけで、記事にならないことも多いです。プレスリリースを送付するのは、日本にあるすべての企業が行っていることで、そのたくさんの中からいかに興味を引き、記事にしてもらうかを実現するのが広報担当だと思っています。どうしたら記者に直接、自社のプレスリリースを読んでもらえるのでしょうか?
広報担当がメディアネットワーク構築して自社のプレスリリースを読んでもらうにはどうしたらいいでしょうか?
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(1)記者クラブを有効に使う
官公庁や県庁には必ず記者クラブというメディア有志で構成された団体があります。そこへ通常であれば資料配布し、ボックスに投げ込むのが記者クラブへの資料配布の方法として広報の基本的な本やセミナーで語られていますが、効果は少ないといえます。必要なのは、直接記者に説明することです。記者クラブでも、直接資料を手渡しし、簡単な概要を説明するだけで、単なる資料配布が記事化の機会拡大につながります。つまり、記者も人であり直接のコミュニケーションが重要ということです。
(2)プレスリリースの書き方を考える
よく、プレスリリースや取材などで、修飾語を多用しているものを拝見しますが、ナンセンスと言えます。これを広報担当してプレスリリースとして考えているのであれば、やめた方が良いでしょう。広報が出すプレスリリースは、客観的な事実に基づいて書かれるべきであり、それが素晴らしいとか、格好いいとかいう主観的な表現は、実際に使ったユーザーが感じることです。つまりこれは、記者にもいうことができます。客観的な事実に基づいて書くことが、記者との信頼性を構築し、記事化を早めるコツでもあります。面白いか、有益かといった判断は、記者が判断し、ニュースとして配信することを忘れてはいけません。よって、広報担当は、すべての言動に客観的な事実に基づく、対応と表現、見方を身に着ける必要があります。
(3)戦略的な広報思考を構築する
広報は、記事化したら仕事が終わりなわけではありません。自社の記事化によって、企業にどういう影響を与えるのか、それによりサービスや製品はどのようなポジショニングに変するのか、ブランドや認知度はどうなるのかなどを頭にいれて、広報活動をする必要があります、この考え方と視点を身に着けることで、広報戦略や中長期的な視野に立ったプランニングができます。これを取得することで、今のタイミングの記事化より、数日後の方がインパクトがあるとか、テレビではなく新聞の方がより効果が出るとか、サービスや製品に合わせた広報のプランニングの精度が増します。それにより、より一層広報活動の成果やレベルが上がります。
3つ目は少し抽象的ですが1,2つ目は是非チャレンジ下さい。