私は雑貨店勤務の24歳です。私が勤めている雑貨店は、とてもお洒落で可愛くて、若者には人気です。人気があるお店で働いている、というだけで若い頃は大満足していました。しかし、お客様が私よりも若くなってきている近頃(客層が10代後半~20代前半)、このまま私はここで働いていても良いのだろうか?場違いではないだろうか?と思うようになってきました。しかも、何の資格がある訳ではなく、もし解雇されてしまったら、私にはすぐに勤め先が見つかる程の何かスキルはあるのだろうか?と、非常に不安になってきました。
そこで、好きな事を追求して、スキルに繋げてはいけないかと考えました。以前から大好きだったメイクを追求したらどうだろう?と思い、関連する物を上げてみました。美容師さん?メイクさん?それとも化粧品メーカー?化粧品メーカーであれば、美容部員さんは色々なお店で見かけるので、もしかして私にもできるのではないかと思い始めました。
そこでご質問なのですが、美容部員さんの存在は知っていますが、実際、どんな仕事なのか詳細を聞いた事がないので、教えていただけますでしょうか?
転職したい場合も、私のように何も特別なスキル、学歴、資格がなくても雇用されますでしょうか?
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美容部員の具体的な仕事内容は?未経験でも採用してもらえる?161view
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3件の回答
美容部員に資格はいりません。しかし、当然美容学校など出身であれば有利ですよね。有利というより、何も知らないで入社するより、ある程度と知識を身につけてからの方が、お勉強(セミナー:新商品の勉強や季節に合わせた商品提案の勉強など)の理解度が違うので、自信が違うと思います。
メーカーによっては、そのメーカー専門の美容学校を経営している所もあります。質問者さんはまだお若いですから、すぐに転職をする前に、少しお金を貯めて、学校へ行ったりして知識をつけてからでもいいと思いますよ。
美容部員の仕事内容をご説明致します。
私は駅ビルの中にある化粧品専門店に配属されています。その場合の仕事内容になります。
出勤はだいたい駅ビルのオープンに合わせますので、10時、場所によっては11時の30分程前からになります。開店までの30分で店内清掃と売り場を整えます。
だいたい忙しいのは会社や学校が終わった後の17時以降になります。ですから、朝、昼間のうちに事務仕事(売上管理、報告など)、を済ませます。
ルートにもよりますが、納品がお昼前後にあり、それを開封し、在庫をしまったり、売り場に陳列したりします。その間にも商品に興味を持っているお客様にお声がけをしたりして接客をします。
常に接客をしながら、売上管理、台帳付け、販促工夫、レジ打ち、顧客管理、台帳整理、在庫管理、発注をします。接客の内容は声かけ、商品説明、カウンセリング、実習などです。さらに、その接客ができるように、お店ではなく、会社でのセミナーや実習への参加が月に2、3度あります。
やる事はたくさんありますよ。
接客業をされていたという事なので、だいたいの事は検討がつくと思いますが、大きな違いは、商品の説明が詳細まで説明できるように、また、実際に商品をお客様の肌で試せるように、たくさん勉強しなくてはならないという事です。さらに、美容部員が扱っている商品はメイク品だけではありません。スキンケア用品の方が売上の大半を占めしており、これが次回のご来店を繋いでいくとても重要な売上になります。お客様の大切なお肌を、大げさに言えば診断して商品をオススメする訳ですから、そこの責任は大きいです。しかし、お客様にぴったりの商品を選ぶ事ができ、肌が綺麗になって喜んで次回もご来店いただいた時の喜びはおおきいですよ!
それを忙しいと思うのか、やりがいがあると感じるのかはあなた次第です。
仕事内容を良く理解してからの転職はとても良い事だと思います。
美容部員の入店先は、ドラッグストア、デパート、スーパー、量販店、と様々です。取り扱い商品も、客層もそれぞれ違います。
私だけではなく、数人のご意見を良く聞いて、自分にその仕事はできるのか良く考えてから判断してはいかがでしょうか?
以前美容部員として働いていました。私の体験から、美容部員の仕事を大きく3つにまとめてご説明します。
美容部員の大事な仕事:①清掃
清掃は美容部員をする上で一番大事といっても言いかもしれません。
商品を常に奇麗に保ち、お客様に化粧品の美しさを良く知ってもらう。これは化粧品と携わる上で非常に大事なお仕事です。一人のお客様がテスターを使用されれば、使った化粧品はキレイに清掃。私が働いていた時は、朝一番に清掃、仕事中にもこまめに清掃。割れがある商品がないか、パッケージが奇麗に保たれているかなどを細かにチェック、閉店の際も清掃。美容部員時代に一番多くしていた仕事が清掃でした。会社によっては、展示してある化粧品はお客様に触らせない、など商品管理を徹底的にしている所もありますね。
美容部員の大事な仕事:②商品の説明
一般的にはこれが一番の仕事と思われているかもしれません。美容部員の商品知識は清掃と並んで必須項目です。
多くの化粧品メーカーで、店頭に立つ前には、必ず商品についての研修があります。何日にも及ぶ研修を受け、知識テスト、技術研修を経て店頭に立つ事ができます。研修では、肌の基礎知識、各化粧品メーカーの特徴、商品の特徴、メイクアップ用品の使い方、のせ方など各化粧品メーカーのやり方で教えられます。
店頭ではお客様の様々なお悩みに合わせて化粧品を提案していきます。お客様によって悩みを考え方も違うので、それぞれに合わせた対応力が求められます。また、新商品が定期的に出るので、新商品の知識も勉強しお客様に定番の商品と、新商品の組み合わせを提案する事も大事なお仕事です。
美容部員の大事な仕事③:お客様へのメイクアップ
メイクアップのお仕事も美容部員の腕が求められ、非常に大事な商品提案技術となります。
お客様が気になっている商品を実際に美容部員がお肌にのせてあげる事で正しいやり方をお客様に伝える事ができ、お客様も商品の使い方のイメージや効果をその場で体験しやすく、購買意欲につなげられます。美容部員にとって大事な事は商品の魅力を伝えるセールストーク、お客様へ実際に施術してあげる事での購買意欲の刺激、これらを組み合わせてお客様に商品を購入して頂くのです。
また自分自身のメイクアップや肌の状態も気にしなければいけません。化粧品を薦めながら、薦めている人の肌が荒れていれば、お客様はその商品の効果を疑います。季節に合わせてメイクのカラーを変え、美容部員のメイクを見て素敵と思ったお客様が、その商品を購入する事も珍しくありません。
美容部員はその化粧品カウンターに立っている時点で、その商品の生きる「顔見本」になるのです。美容部員の一一言一句、顔自体がその化粧品会社の顔になるという事を意識する事も美容部員の仕事の一つです。
また、いざ美容部員として採用されても、店頭でのお仕事以外に様々な仕事をしている方もいます。
・美容部員から世界のメイクアップアーティストへ
外資系の化粧品メーカーによくあるのですが、メイクアップアーティストと言われる、主にお客様にメイクを施すアーティストと、販売を兼ねた美容部員として店頭に立ち、実力が認められるとその化粧品メーカーの広告のメイクアップの仕事や、ショーのバックステージでのメイクアップの仕事など、店頭の一般のお客様だけでなくモデルを相手にした仕事をするアーティストもいます。特に長くその化粧品メーカーに勤め、メイク技術が素晴らしい意欲のある人野中には、世界を股にかけるメイクアップアーティストとして活躍している人もいます。
またそのままメイクアップアーティストとして店頭から離れ、撮影やショーをメインに活動する人も少なくありません。
・美容部員からインストラクターへ
化粧品メーカーには毎年新人が入社してきます。その新人達の教育を行うのはキャリアのあるインストラクターが担っています。長年化粧品メーカーで働いているベテランで、新人が店頭に立つまでの研修や、各化粧品メーカーで定期的に行われている研修の指導を行います。人を指導する立場にありますのでそれなりの長年の知識、経験が必要です。また美容関係のセミナーなどでメイク技術のデモンストレーションや指導も行います。
・美容部員からヘアメイク、エステ、ネイル関連へ
某大手化粧品会社では、美容師免許取得支援をしている所もあります。最近では美容師法が厳しくなってきており、美容関係のお仕事をする場合に、美容師免許がある方が有利な事があります。美容師免許を取得すれば、メイクもでき、系列のヘアサロンでの勤務も可能になります。ネイルやエステなど、美容関係の様々な分野のお仕事も可能です。また化粧品自体のプロデュースや、化粧品開発に携わる事もあります。